第99回全国高校サッカー選手権大会広島県大会の準決勝2試合が11月8日、広島市安佐南区の広島広域公園第一球技場であった。
2年連続16度目の優勝を目指す広島皆実は5年ぶりの決勝進出を狙う広島観音と対戦。広島皆実は前半18分にMF中島永弥(2年)のパスを受けたMF田部健斗(2年)が約20メートルのシュートを決めて先制、35分にFW閑田隼人(3年)のPKで2-0とリードしてゲームの主導権を握った。広島観音は後半13分に後半からピッチに立ったMF菅原裕晃(2年)のゴールで1点を返したが及ばなかった。後半のシュート数は広島皆実の1本に対して広島観音は7本だった。
6年ぶりの決勝進出を狙う如水館は広島新庄と対戦。前半30分に右CKからMF光成大地(3年)のシュートが相手GKに当たってこぼれたところをFW松浦紘心(3年)が押し込んで先制。前半終了間際にも村上真一(2年)の30メートルシュートが決まって2-0とした。広島新庄は後半アディショナルタイム、後半途中出場の住田一潤(3年)のゴールで一矢報いた。
決勝は11月15日(日)同競技場で午前11時45分キックオフ。新型コロナウイルス対策として観戦は保護者らのみ。広島テレビで午前11時40分から生中継される。