黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会、グループ戦(一次リーグ) 最終日。
AからDのどのグループもプレミア同士が対戦します。また、昨日までで、番狂わせはなかったので、順当にプレミア勢全チームが決勝トーナメントに進みます。
今日の勝ち負けで、グループを1位で通過するか2位で通過するかが決まり、明日の対戦相手が決まります。
グループ戦最終日の相手は、昨年の黒鷲旗の覇者…、だけど今シーズンのプレミアリーグ6位に終わったサントリーサンバーズ。
はセットカウント3-1
25-18
25-27
25-9
25-22
で勝ち8強入りを果たしました。
前年の大会覇者を徐々に追い込み最後は圧倒
今日のスタメンは、イゴール、越川、安永、町野、小澤、深津、L酒井でした。
第2セットのデュースの場面でピンチサーバーで國近さんが出てそのまま守りに着いた(1回は成功。タイムアウトを取られた後サーブミスをして、作戦は失敗。逆転負け。公太さんは監督に怒られてました)
ピンチサーバーで安井さんが出た
第4セット後半部で町野さんに代わって筧本くんが出た
以外は選手交代もなく試合が終わりました。
サントリーは、シーズン中も、データを取りながら対策を立てていくビスコ監督に前半やられたので、後半はデータのない選手ばっかり出すなどの方法で向かってきてました。
この度も、シーズン中ずっとメインセッターだった岡本をベンチ外に出し、元全日本セッターの阿部を使ってきました。
が、コンビが合っていない様子で、第1セットは常に常にJTが優勢に進みました。
第2セットはサントリーがも意地を見せたのとJTはサーブミスやアタックを吹かしてしまうミスが多くあり、どうしても引き離せず、デュースの末に取られてしまいました。
黒鷲旗グループ戦の特徴で、体育館内にバレーコートが4つ取られ、男子2試合女子2試合が同時進行なので、プレー中に他コートのボールが入ってきてプレーが中断、またはノーカンということがままあります。
イゴールがサーブに集中できなくてイライラしてましたね。
気迫の第3セットは焦りが強くなったサントリーがミスを連発。監督がなんとかしようと、セッターを代えたり、WS(アタッカーだけど、サーブレシーブもする。JTなら越川さん)を代えたり、ピンチサーバーをだしたり色々するんだけど、全てが裏目裏目に。サントリーなすすべなし、の、圧巻の第3セットでした。
第4セットはずっとシーソーゲームだったのですが、20点に乗ったところからググッと集中が高くなり、取りました。
これはいつもの練習でも、20-20からとか23-23からとか場面を想定しているので、その成果だと思います。
決勝トーナメント・準々決勝は、今日東レに1-3で負けた、豊田合成に決まりました。
明日も、大阪市中央体育館スタンド席から応援です。
引退試合の加藤陽一選手、JTメンバーも一緒に胴上げ
なお今日は、現在つくばユナイテッドSUNGAIAの選手兼監督の加藤陽一さんの現役最後の試合でした。
今のプレミアリーグのチームの力量が安定していること と つくばはエースを故障で欠いている ということもあり、つくばユナイテッドは、グループ戦3戦全敗でした。
今日は日体大との試合でしたが、0-3で負けました。
試合が終わった後、応援団席に挨拶に行かれたチームのみんなと応援団から花束を渡され、後輩の選手3人に御輿を作ってもらい、コートを一周されました。
つくばの試合の後、同じコートでJTの試合だったので、JTの選手も御輿に駆け寄りハイタッチをしていました。
その後、つくばの選手とJTの選手、JTのコーチの徳元さん、JT女子のコーチの丹山さんも一緒に、加藤陽一さんを胴上げ!
加藤さん泣いていました。
私ももらい泣きしてしまいました。
JTサンダーズにおられた時には、攻守のバランスの取れた素晴らしい選手として、また、リベロが2人とも故障離脱した時には徳元さんと加藤さんがリベロになってチームを回して下さいました。
長く全日本男子の主軸として活躍された、素晴らしい選手でした。
本当にありがとうございました。
ハイタッチにすぐ駆け寄り、胴上げに参加できる、そんなJTのメンバーが大好きですよ。
(文責・ちゃこ)