2016-17 Vプレミアリーグ男子、第3レグ 第3戦・豊田合成トレフェルサ戦(1月22日・日曜日 、東京都大田区体育館)
同じ会場で、第1試合、堺vsサントリーがあった。土曜日にこっちが苦杯した相手に、堺が集中力を切らさず戦い抜き、3-0で勝利。暫定ではあるが、この時点で順位が入れ替わった。
で、この瞬間から「負けたくない」「勝ちたい」から「勝たなくてはいけない」「決して負けてはいけない」に変わった。
このプレッシャーを克服出来るだけの精神力が今のJTにはあるか。
負けるべくして、負けた。
20-25
25-27
24-26でポイント0、堺ブレイザーズに2ポイントリードされた、第7位。
越川さんのインドア現役最後の試合が、チャレンジマッチ…という、考えたくもない終焉に向かって、どんどん近づいていく。
スターティングメンバーは、
WS:越川、吉岡
MB:筧本、中島
S:井上
OP:ルブリッチ
L:唐川
相手よりも先にミスをしていては、上位には勝てない。土曜にサーブミスが多かった選手をそのまま使うのは、これまでのビスコ監督にはなかった。許されない基本的ミスに対しては厳しかった。
厳しくすることが出来ない(スパッと交代できない)くらい、全体的にレベルが低いんなら、更に問題だ。
吉岡を下げて八子を入れたけど、攻撃力は上がったが、やはりサーブミスが多い。安井はピンサで出しても、ミスる。…論外だ。
第2セットのスタートは、吉岡と筧本の2本のサーブミスで相手に得点をやり、自分の首を絞めた。競り合っていた序盤、井上のサーブミスで7-8。バババと7-10まで、あっちゅう間。仕方なく、井上→深津に交代。
司令塔であるセッターをコロコロ変えなくてはいけないこと自体が、末期症状だ。
追いついたら離される。また必死で足掻いて追いついたら離される。それでも、このセット取って、1-1にしたい!ピンサ安井で、24-24。
…そして、お約束のように、サーブミス。絶対!絶対!に、やってはいけないところで、やっちゃう。
第3セット、安井もう一度使ってもらったけど、これでは次の試合では使いにくい…使えない。
第3セットは、
WS:越川、吉岡
MB:町野、中島
S:深津
OP:ルブリッチ
L:唐川
でスタート。
町野-中島のセンターラインが効いて、4-0と好スタート。だが、吉岡がこのセット2本目、同じサーバー(イゴールではない…)からエースを奪われた時には、13-17。もう終焉は目の前だ。
八子が代わって入り、ルーベに上がるアタック本数をセーブしながら、ジリジリと追い上げ、ルーベのノータッチサービスエースで、20-21!
2回目の、安井ピンチサーバー。23-23。
…そして、やってはいけない。絶対にやってはいけない場面での、サーブミス…。
安井選手…。選手生命終わってもいいの?出る幕、なくなるよ!?緊張するだろうし、プレッシャーもかかるだろうけど、あそこでのミスは、絶対にダメ。それじゃなくても、第2セットでも同じことしたにもかかわらずチャンスをくれたのに!
この2試合、L唐川を一度も下げなかった。というか、久原を出さなかった。
…故障?何か、出せない理由があるの?
八子をスタートから使わないのは、…使えないのかな、とも思う。八子くんの足が心配だ。
来週は、北九州大会。堺ブレイザーズとは対戦しないけど、堺のホームゲームだから、やりにくいだろうことは想像できる。モチベーションを保つのが難しいのだろう。
いままでのJTサンダーズは持ち合わせていない、開き直る気持ちの強さ、を持って欲しい。JTサンダーズの選手は、良くも悪くも、常識的で、人がいい。プレースタイルも、紳士的で、懸命だ。この先は、気持ちを強く持たなければ、生き残れない。
極寒の荒野で、他人に、どうぞどうぞと道を譲っていては、死んでしまう。
死にたくはないだろう?
こういう時に、ガムシャラに動き回ると、死が近づく。頭を使う。身体は動かす。1つ1つの動作に無駄がなく、だが基本には忠実な動きでなければならない。わかるよね!?わかるでしょう!?
来週の北九州大会は、現地応援です。頑張れ!勝利を諦めるな!JTサンダーズ!
(ちゃこ)