Vプレミアリーグ 2015.2016男子大会、第1レグ第6戦(11月21日)
我がJTサンダーズは愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館(パークアリーナ小牧)にて豊田合成トレフェルサ と 対戦しました。
合成は、今シーズンここまで5戦5勝、負けなし。開幕ダッシュに成功しています。
昨年度から、JTから移籍したイゴールをOPに据え、物凄い打数・決定率で、JTも苦しめられました。
移籍する時にどんなやり取りがあったのかは知りませんが、対JT戦の時はイゴールのモチベーションも高く、それが他の選手にも影響しているのか、昨年度も合成には負け越しました。
が、ファイナル6での戦いで勝てたのが大きかった。
今シーズンも、監督・イゴさん・主将もやりにくいだろうなぁ、とは思ってました。
結果は…
25-20
27-29
25-27
25-23
セットカウント1-3で、負けました。ポイントをgetすることも出来ませんでした。
負けた原因は、多々あるでしょうが、敢えて、良かったところをいうと、先週(日)の試合の、「繋ぎの悪さ」「守りの乱れ」「リベロ唐川の位置取りの悪さ」全て、対策をして解決していた、と私は見ます。
この修正力が、ビスコJTは素晴らしい。
第1セットを、あれよあれよという間に取れたのは、相手チームの元気印WSをサーブでぶっ飛ばし、イゴさんにあまり仕事をさせなかったから。第2セットもその感じで9-5まで来たら、相手監督は高松を諦めて新人の山田を投入。17-15からの長いラリーを八子くんのアタックミスで落として1点差となると、17-17まで来られてしまいます。23-23以降は、見事に粘りますが、大事なところでのサーブミスが続き、どうしてもリードを奪うことが出来ず、27-29で粘り負けをしてしまいます。
第3セットは、相手に流れが行ってしまっており、常にビハインドの状態。ビスコ監督にしては珍しく、セットの途中でセッターを交代させたり、もありました。
20-24から、驚異の追い上げで24-24に追いついたのですから、このセットは絶対に取らないといけなかった。
決死覚悟で、25-25からピンチサーバーで入れた中島が、痛恨のサーブミス。25-26。最後はイゴールのサーブがエンドライン一杯に決まり、25-27。
…痛すぎる2セットダウンとなりました。
こうなると、俄然相手のモチベーションは上がります。特にイゴールが上がってきていて、もの凄く打たれた感ありますね…。
11-11までは競り合えていたのですが、そこから集中力が切れたのか、3点…4点…5点と点差がドンドン開いていきます。
最後、22-23と1点差まで詰め寄りますが、イゴールにガツガツ打たれて、23-25で、ジ・エンド。
2試合続けてポイントなしの敗戦に終わりました。
どのチームも、強い助っ人外人を抱え、守備力を強化し、控え選手に余裕を持たせてきています。
今年のJTは、レギュラーメンバーと控えメンバーとの力量差が大きく、攻めきれなかったときの守り強化陣形とか次の攻め手の投入(なんか、将棋みたいですね。勝負事なんだから、そうか、同じようなものか)とかが、手駒不足で策が出せない。
正直、「連覇」どころか、ファイナル6にきちんと残らないと!のレベルです。
今年のファイナル6の初戦(6チーム全部が同じ会場で集まり、3試合を行う)は、広島グリーンアリーナと決まっているんですから~!!そこにJTがいなかったら大変ですよ~!!
昨季準優勝のサントリーは、堺に3-0負け。
この記事を書いている時点で、東レとFC東京は競り合っていてセットカウント1-1。
パナソニックとジェイテクトも、第1セット25-23で辛くもパナが取っている。
絶対的な弱者(勝ち星を稼げるチーム)が無く、戦国時代と言えると思います。
その中でも、守備力が高い豊田合成が負けなしの首位。(スコア見れば分かりますけど、JTはこの合成に凄く善戦しています。が、哀しいかな、バレーボールはセットスポーツ。セットを奪えないと競り合ってても意味なし!でも、勝てない訳じゃない)
「昨季よりも良いプレーを見せる」と言っていた、ビスコ監督の言葉にウソはないと思います。このメンバーで、本当によくやっている。
怪我することなく、また、次の戦いに向かって欲しい。
まだ第1レグ(1巡目)。同じ相手とあと2回ずつ対戦があります。リベンジする機会はあります。心も体も折れないように、頑張って欲しいと思います。
応援が力になると思います。来週(土)は、東広島市でのホームゲームです。皆さん、会場での応援をよろしくお願い致します!
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ