広島ドラゴンフライズ、勝負どころでわずかに及ばず秋田ノーザンハピネッツ戦に連敗

2017年12月17日: 編集部

次節、強敵・ライジングゼファー福岡戦で勝利を呼び込めるか…

B2第12節GAME2　秋田ノーザンハピネッツ戦（12月17日、ＣＮＡアリーナ★あきた）

広島ドラゴンフライズ69-76秋田ノーザンハピネッツ
1Q:16-14
2Q:20-22
3Q:14-16
4Q:19-24
入場者数：2545人
シーズン成績：12勝11敗（B2西地区4位）

【スターター】
広島：#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー

秋田：#9白濱僚祐、#11ナイジェル・スパイクス、#17中山拓哉、#34小野寺祥太、#55谷口大智

B2東地区首位を独走する秋田ノーザンハピネッツに対して、第３クォーターまで50－52のクロスゲームに持ち込んだ広島ドラゴンフライズだったが、最終クォーターで力尽きた。

この結果、秋田ノーザンハピネッツは20勝3敗、勝率8割7分で同地区2位の福島ファイヤーボンズに6ゲーム差。12節を終えて、23戦1525失点はB2最少。

一方の広島ドラゴンフライズは12勝11敗と貯金１で西地区4位は変わらずで1752失点はB2全18クラブのちょうど中位。…なので勝利5割前後というのも頷ける。

ちなみに西地区首位を行くライジングゼファー福岡は12節を終えて20勝2敗、勝率9割9厘と圧倒的な強さを維持している。

朝山体制になって無傷の4連勝で秋田に乗り込んだ広島ドラゴンフライズ。前日の初戦を落とし、その反省から強敵と互角の展開に持ち込んだこの日は、最終クォーターで明暗が分かれた。

ディフェンスリバウンドからケビン・コッツァーのポイント、北川弘のスピードに乗ったドライブでファストブレイク！エナジーあふれるプレイが続くが相手もタフショットで応戦してくる。

クロスゲームが続く中、秋田ノーザンハピネッツはファウルが増えて、残り2:11でカディーム・コールビーがファウルアウト。残り1:25でナイジェル・スパイクスもファウルアウトと外国籍選手が1人に。

だが、出場停止のテレンス・ドリスドムを欠く広島ドラゴンフライズも、クリント・チャップマン、ケビン・コッツァー、北川弘、田中成也のプレイタイムが長くなり体力的にも苦しい。

両陣営ともかなりタフになった中でショットを決め合い、残り47秒69-69で同点で相手ボール。このオフェンスを小野寺祥太にドライブで決められて69-71。

広島タイムアウト。リスタートとなった広島オフェンスで北川弘がバックコートバイオレーションでターンオーバー。この秋田オフェンスがフリースローとなり小野寺祥太に2本決められ69-73。

続く残り18秒のオフェンスでまたもや小野寺祥太にスティールを奪われて万事休した。

広島ドラゴンフライズは秋田から直接、福岡に移動。水曜開催となる敵地で、ここまで22戦を終え1559失点と秋田ノーザンハピネッツと並ぶディフェンス力を誇るライジングゼファー福岡と対戦（１試合）する。

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#13クリント・チャップマン23点
#24田中成也13点
#11北川弘 11点
#42ケビン・コッツァー10点
◆リバウンド
#13クリント・チャップマン7リバウンド
#24田中成也6リバウンド
#42ケビン・コッツァー6リバウンド

秋田ノーザンハピネッツ
◆得点
#32トアーリン・フィッツパトリック15点
#34小野寺祥太 13点
#43カディーム・コールビー 10点
◆リバウンド
#11ナイジェル・スパイクス12リバウンド
#17中山拓哉7リバウンド
#43カディーム・コールビー6リバウンド
#55谷口大智6リバウンド
#32トアーリン・フィッツパトリック5リバウンド
◆アシスト
#34小野寺祥太 6アシスト

秋田ノーザンハピネッツ・ジョゼップ・クラロス・カナルスHC
「今日はタフゲームになるということに対し、チーム全員心構えができていたし、準備もできていた。広島は日本人選手も外国籍選手も経験豊富でスキルもあり、バランスの良いチーム。簡単にはいかない時間帯もあったが、そういったチームに勝つことができたのは、最後まで選手たちが集中を切らさずにチームとして戦った結果。またそのようなときに会場のみなさんの応援にも助けられた」

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