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2018年02月05日
編集部

広島ドラゴンフライズ、前半49失点後半22失点…田中成也奮闘も連勝逃す

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田中成也
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

呉市総合体育館でのライジングゼファー福岡戦は前日に続き、白熱した展開になった。広島ドラゴンフライズは2月4日、B2西地区を独走するライジングゼファー福岡と対戦。

前半49失点と前日のゲームで悔しい思いをしたライジングゼファー福岡に一方的に押し切られかけたが後半はわずかに22失点。チーム最多22得点の田中成也の活躍などで最後まで猛反撃を続けたが、わずかに及ばず強敵相手に1勝1敗に終わった。

広島ドラゴンフライズは今季通算でも17勝17敗。


B218GAME2 
広島ドラゴンフライズ67-71ライジングゼファー福岡
1Q:18-22
2Q:17-27
3Q:19-15
4Q:13-7

入場者数:1931
シーズン成績:1717敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
福岡:#5山下泰弘、#8薦田拓也、#11エリック・ジェイコブセン、#21加納督大、#41加納誠也

第1クォーター。
立ち上がり福岡の3連続ポイントで0-6でスタートするもクリント・チャップマンの3P、田中成也の3Pがリングに嫌われたところをダンクでねじこみ食らいつく。だが、昨日の今日…とあっては福岡も強気。福岡#21加納督大のジャンパー、ターンオーバーからのファストブレイクで流れは福岡へ。福岡はディフェンスでプレスをかけ広島はショットを思うようには打てない。それでも田中成也の3Pとフリースローをつないで18-22で第2Qへ。
 

福岡は大黒柱#11エリック・ジェイコブセンがコートをかけめぐり、チームを引っ張る。ディフェンスでもゾーンプレスで広島を抑えにかかる。点差は広がり前半は35-49。

追いかける広島、ここまでシュートタッチがとれていなかった田中成也が鮮やかに3Pを決めて流れを作る。クリント・チャップマンがブロックショットで気迫を見せ、前日のマンオブザマッチ、北川弘のファストブレイクで点差を詰めていく。

しかしここで呉市民の大声援を受ける地元出身の仲摩匠平が負傷交代、会場は騒然…。さらにベンチへのテクニカルファウルも宣告され掴んだ流れを手放しかけたが…。ここでも田中成也が3Pで嫌な空気を切り裂き、ケビン・コッツァーがゴール下でエナジーを見せる。54-64まで詰め寄って最終クォーターへ。
 

連続ポイントで追い上げる広島。ディフェンスではここ一番の集中力で福岡をタフショットに追い込んでいく。オフェンスではテレンス・ドリスドムが持ち味のドライブで勢いをつけ、第3クォーターから数えて怒涛の連続15ポイント。残り5:4362-64。

そこから残り2:37で朝山正悟兼任ヘッドコーチ、魂の3P。これが決まった67-66と逆転。

ただこのあと、もう1本、さらに1本、とはいかず、福岡に逆転を許すとターンオーバー、福岡のフリースローからのリバウンドが取れずに涙をのんだ。

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
得点
#24
田中成也19
#42
ケビン・コッツァー12
#2
朝山正悟10
リバウンド
#42
ケビン・コッツァー12リバウンド
#3
テレンス・ドリスドム11リバウンド
アシスト
#5
山田大治6アシスト

ライジングゼファー福岡
得点
#11
エリック・ジェイコブセン 20
#8
薦田拓也20
#5
山下泰弘15
#21
加納督大 10
リバウンド
#10
ファイ・パプ月瑠13リバウンド
#5
山下泰弘7リバウンド
#11
エリック・ジェイコブセン5リバウンド
アシスト
#5
山下泰弘6アシスト


広島ドラゴンフライズ・
朝山正悟兼任ヘッドコーチ
「非常に悔しいゲーム。内容として前半は自分たちのバスケットができず、後半立て直したが、やるべきことを2日間通してできないところが弱さ。自分たちのプレイを感情に流されずにコントロールできるようにならないといけない。前半と後半でこれだけ失点の多さも違うようなチームだと、やはり安定して勝つのは難しいと思う。17点差がついた中でも最後までしっかり戦えたのは良かったが、こういうゲームを勝てるチームにステップアップしていきたい。呉に集まってくれたファンに連勝を見せたかったので、非常に悔しい」


広島ドラゴンフライズ・
田中成也
「この試合の決め手は前半。昨日の良い部分を今日できなかった。どうやったら良いゲームを続けられるのか、一人一人の意識、覚悟にかかっていると思う。残りゲームが少なくなってきている中で、メンタルの部分を改善できないとシーズンが終わってしまう。個人としては、今日のゲームでアグレッシブさを出せたと思う。自分はこのチームで起爆剤的な立場だと思っているので、今日のような感覚を忘れないで継続してチームの勝利に貢献したい。」

ライジングゼファー福岡・河合竜児HC
「故障者を抱える中で同一カードの連敗を避けられたことは良かった。選手それぞれが奮起して戦ってくれたことで掴んだ勝利。もう少しフリースローが決まっていれば、もう少し楽に勝てたと思う。ここに主力2人がカムバックすればチームはさらに良くなるだろう。個人的には第3,4Qのチームの回し方で反省している。昨日はチームに危機感が足りず、なんとかなるだろうという安易な気持ちでゲームに入っていた部分が選手にあった。その部分を今日はゲーム前に、B1昇格のために連敗はできないということで発破をかけた」

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