カメラの前で”結束”する(左から)NOVAホールディングス株式会社の稲吉正樹 代表取締役社長、広島ドラゴンフライズ・浦伸嘉代表取締役社長、新体制下で新たに経営に参画する広島ドラゴンフライズ・坂本太樹 代表取締役会長
B.LEAGUE、B2西地区で首位争いを演じる広島ドラゴンフライズは12月11日午前、広島市中区の広島商工会議所ビルで、クラブ運営会社である株式会社広島ドラゴンフライズ(本社:広島市中区、代表取締役社長 浦伸嘉)がNOVAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 稲吉正樹)の子会社となったことを受けての会見を行った。
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会見には浦伸嘉 代表取締役社長とともに、新体制下で新たに経営に参画する坂本太樹 代表取締役会長、NOVAホールディングス株式会社の稲吉正樹 代表取締役社長が出席した。
新経営陣は次のとおり。★は新任。
代表取締役会長 坂本太樹★(NOVAホールディングス株式会社傘下の自分未来きょういく株式会社 取締役本部長)
代表取締役社長 浦伸嘉★
取締役副社長 坂本達朗
取締役 川嶋利礼★(株式会社ラストリゾート広島・福岡営業課長)
取締役 田中敏彦★(株式会社KGGホールディングス代表取締役)
社外取締役 稲吉正樹★(NOVAホールディングス株式会社 代表取締役社長)
社外取締役 伊藤幸子★(セントラルホールディングス株式会社 代表取締役社長)
監査役 山下江(山下江法律事務所・弁護士)
会見の中で浦伸嘉 代表取締役社長は、B1昇格を一刻も早く実現し、さらにB1に定着するため、フロント力の強化を急ぐ中で今回の新体制移行に踏み切ったと説明。
プロバスケのクラブと全国で、あるいは世界各国で様々な展開を続けるNOVAホールディングス株式会社との「シナジー効果」(別々のものをうまく取りあわせることで様々な効果が出ることを目指す)について「英語でレッスンしたり、バスケをやっている子供たちと塾に通う子供たち、いろいろなことが重なっていい効果が出ると期待しています」との見方を示した。
一方、NOVAホールディングス株式会社の稲吉正樹 代表取締役社長によれば、首都圏、関西・東海圏に次ぐ市場となっている広島県内ではすでに学習塾など45拠点が活動していること、広島のバスケットボール熱が非常に高いことなどがポイントとなり、3カ月という検討期間を経てバスケットボールクラブの子会社化という結論に達した、という。
NOVAホールディングス株式会社は、国内最多教室数の英会話NOVA、校舎数第2位の学習塾を有する「教育の総合カンパニー」。社員、スタッフ、関係者そして全国で学ぶ子どもたちへの波及効果も含めて、その「結束力」を強めるために、広島のプロバスケチームというキラーコンテンツに白羽の矢が立ったかっこうだ。
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