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2017年03月11日
編集部編集部

5年以内にB1制覇の目標掲げる広島ドラゴンフライズ、経営基盤固めてカープ、サンフレッチェ広島に続く第3の広島スポーツの顔目指す

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広島ドラゴンフライズ
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笑顔で撮影に応じる福岡愼二代表取締役会長(左)と浦伸嘉代表取締役社長(トップ画像説明)

 

広島ドラゴンフライズは3月10日、クラブの改革案を明らかにした。

新オーナー兼代表取締役会長に、広島の地でドラッグストア、ハーティウォンツを短期間のうちに定着させた剛腕、福岡愼二氏(68)の就任を発表。クラブの赤字体質の一掃と広島市民・県民に愛され町おこしに寄与できるクラブ作りの推進を掲げ、5年でB1優勝を果たせるだけの大胆なチーム力強化にまい進して、スポーツ王国広島を牽引するカープ、サンフレッチェ広島に続くプロフェッショナルの第3集団を目指す、とした。

福岡会長のほか、神田恭宏取締役(株式会社エフスペース取締役)、西谷栄二取締役(株式会社あおぞらビジネスサポート代表取締役)の就任も発表された。ほかに、坂本達朗代表取締役副社長、田中敏彦取締役(株式会社KGGホールディングス代表取締役)、寛田司取締役(医療法人財団 飛翔会)、足立茂樹監査役(弁護士)。

広島ドラゴンフライズは昨年7月1日、岸房康行代表取締役社長が相談役就任し、浦伸嘉代表取締役社長が「30歳代の若い力で」クラブ経営を切り盛りする体制に移行した。その前には2015年3月3日に社長交代を発表しており、2013年10月の運営会社「株式会社広島ドラゴンフライズ」設立以来、経営の安定化を急ぐ同クラブにとって、今回の大胆なアクションは広島にプロバスケットボール文化を根付かせるための”勝負手”と言える。

30代の浦社長がその行動力で組織を統率し、福岡新会長がクラブ全体の運営状況を”刷新”する勢いで見直していくことになりそう。一方で現場ではB1昇格に向け、「もう1試合も落とせない」厳しい戦いを続けており、まさに総合力が試される状況下にある、と言えそうだ。

浦伸嘉代表取締役社長
クラブの現状について説明する浦伸嘉代表取締役社長

10日、福岡新会長とともに会見に臨んだ浦社長は次の数字を示しながら今後について説明した。

収益(単位:千円)

2014-15(15年6月期)
売上高  134,607
運営経費 205,926
最終損益▲ 71,319
ホームゲーム平均集客数 1,184人

2015-16(16年6月期)
売上高  120,295
運営経費 253,327
最終損益▲133,032
ホームゲーム平均集客数 1,349人

2016-17(17年6月期1月まで)
売上高  157,582
運営経費 167,093
最終損益▲ 9,511
ホームゲーム平均集客数 1,733人

2016-17(通期見込み)
売上高  249,688
運営経費 274,990
最終損益▲  25,302
ホームゲーム平均集客数 1,800人

浦伸嘉代表取締役社長の会見内容(要旨)

クラブの運営状況について、現状は今シーズン1月までの売上高が1億5,758万円で、運営経費から見て赤字の状態です。観客動員数の平均は1,733人。広島サンプラザホールだけですと2,085人でこちらは2,000人を超えています。あすからホームでゲームがありますがしっかりその数字を上げていきたいと考えます。

一番大きいのは、法人後援会が昨年の71から現在、622社と増えていることです。山坂後援会会長にサポートしていただきまして、先日の後援会プレゼンツのゲームでも4000人以上の方に集まっていただき非常に力強いサポートをいただいております。

通期見込みは現段階では25,00万円程度の赤字です。これを何とかトントン、それ以上へもっていけるよう社員一同でやっていきたいと思っています。

ここには掲載されていませんが、B2の観客動員数平均が2月にB.LEAGUEから来ておりまして、トップは熊本ヴォルターズさん。2,500人です。次が我々です。3位は青森ワッツさんです。

B1に上がると、千葉ジェッツさんは4,000人を超えています。上位6、7チームは3,000人を超えてますので、そこを基準にして3,000人を超えていかないとしっかり運営できません。今年、B1に上がりそこを目指していきたいと考えています。

 

この浦伸嘉代表取締役社長の会見にあるように、B1で戦っていくには現在とは比べ物にならないほどの集客力が必要となる。そのための方策として福岡愼二会長は「カープさんのように、ファンが野球の試合以外でも楽しめる仕掛けの数々」を挙げ、カープ球団との互いの選手応援による交流や、あるいはクラブ運営方法のノウハウについての指導要請なども視野に入れている。

B.LEAGUE では3月1日付でB1クラブライセンス交付の対象クラブを発表、2016年6月以降、4度の審査を経て20クラブにB1のクラブライセンスを交付した。

ただし現在B1に所属する秋田、横浜、新潟、名古屋、沖縄の5クラブにおいても改善要求が出され、B2では山形、茨城、西宮、島根、熊本、それに広島の全6クラブに改善要求が出された。

改善要求の内容は様々で、広島ドラゴンフライズの場合はB1に昇格した場合、資金繰り、予算について事前にライセンス事務局の指導を受けることが義務付けられた。そこでは厳しいチェックが待っている。

B.LEAGUEクラブライセンス、第10章 財務基準では、3期連続で当期純損失を出せはアウト!また、純資産の金額のマイナスもしくは債務超過も”退場”で、6月決算の場合は2018年6月期が対象となっている。

広島ドラゴンフライズ
広島ドラゴンフライズの成功には、”広島力”が試される

広島ドラゴンフライズはオンザコートとオフザコートの双方で、この短期決戦を勝ち切るだけの体力が試される。その成功のためには広島というスポーツ文化の醸成された土壌を最大限に活用して、広島ドラゴンフライズが創設当初から目指す「バスケットボールでつながる風景」を確実に具体化していく策が求められる。

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