第92回選抜高校野球選考委員会が1月24日、大阪市内で開催され、出場32校が決まった。中国地区からは、倉敷商(岡山)鳥取城北(鳥取)、広島新庄(広島)の3校に加え21世紀枠で平田(島根)が選ばれた。
広島新庄は6年ぶり2度目。
広島新庄は、昨秋の広島大会決勝で尾道商を退け、3年ぶり5度目の優勝を果たして中国大会へ。
センバツ切符を狙う中国大会では1年生左腕の秋山恭平の活躍などで決勝まで進んだが、準決勝では秋山の168球熱投も及ばず、延長の末、4−7で惜敗した。
こうした試合内容などが考慮されて「中国地区」の3枠目に滑り込んだ”かっこう。
吉報を耳にした広島新庄の下 志音主将は「甲子園に出ることに満足せず、甲子園でも一戦一戦頑張っていこうと思います」ときっぱり。迫田守昭監督は「決まるまでほとんど練習に身が入らなかった。初戦に向けて全員で進んでいきたい」と”親心”を見せていた。
第92回選抜高校野球大会は3月19日から13日間、甲子園で行われる。