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2014年11月14日
編集部

新井貴浩内野手、広島に”戻り”、鉄人となって新たな伝説作るか?

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二度目の赤いユニホーム、となる新井貴浩内野手が11月14日午前中に広島市のマツダスタジアムで入団記者会見を行った。

「まさかカープが帰ってこいと言っていただけると想像していなかった」

 

2007年11月8日。あの日、詰めかけた報道陣の前でも同じように11時をちょっと過ぎたころその時の”主役”は涙で言った。

「つらいです」

「カープが大好きなんで辛かったです」

「自分はカープにのこるだろうと、どこにも行かないだろうと、当分そういう風に考えていました」

「…でも僕は喜んで出て行く訳じゃない」

 

それから7年、阪神で四番も打ち、プロ野球選手会会長としても活躍したが、広島生まれ広島育ちの大きな体に刻み込まれたDNAにはやはり「赤い心」が宿っていた。

「最後は育ててもらったところで燃え尽きようと思った…」

推定年俸2000万円、そして背番号はあの昭和の鉄人、衣笠祥雄氏が「3」になる前の1965年から1974までつけていた「28」。黒田博樹の「15」はずっと誰もつけていないが、新井の「25」はすぐに“人手”に渡り、今はプロ2年目の高橋がつけている。

「鉄人28号」は悪のロボットやその組織と戦い”当時”の日本に平和をもたらしたが、平成の28番は衣笠氏と同じようにチームに優勝をもたらすことができるか?

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