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2014年11月18日
編集部

打っても守ってもすっゴイ!侍ジャパン、3年後のWBC「二番セカンド」は広島の菊池でキマリ!

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日米野球は20日に沖縄セルラースタジアム那覇で開催される親善試合を残して全5戦が11月18日に終了した。

結果は日本代表がノーヒットノーランを含む3連勝のあと2連敗。日本の総得点は16点、総失点は13点の得失点差プラス3だった。

日米野球という”形式”はとっているが、この5戦はサッカーで言うところの「ワールドカップで頂点を目指す戦い」の貴重な「代表戦」の意味合いが強い。プロ野球と「日本代表」のイメージがなかなか重なりきらない、というのが現状だろうが今回の侍ジャパンは言ってみればこの日、大阪市のヤンマースタジアム長居で豪州と国際試合を行ったアギーレジャパンの本田圭祐(ミラン)や岡崎慎司(マインツ)と坂本(巨人)や中田(日本ハム)は同じように日の丸を背負っている。

そんな中、アギーレジャパンで言う長谷部誠(フランクフルト)や遠藤保仁(ガンバ大阪)のような存在として「二番セカンド」菊池は侍ジャパンになくてはならない存在になった、と言っていい。しかもわずか5戦の間に、だ。

侍ジャパンの小久保監督は昨年のこの時期にあった台湾遠征ですでに菊池のポテンシャルの高さを見抜き「二番セカンド」起用については迷わず決断したはずだ。

日米野球第1戦では今季、セ・リーグ最多安打を放った山田(ヤクルト)を「八番ファースト」にもってきて、菊池は予定通り二番に入った。結果は打ってはいきなり初回に左翼線二塁打、守っては先発の前田健太を強烈に後押しするファインプレー。”億単位”の年俸を手にしているプレーヤーに囲まれながら今季の推定年俸が4000万円にも届かない身長171センチのプロ3年生がどでかいことをやってのけたのである。

一日のインターバルを置いた第2戦では5打数3安打2打点と打ちまくり、日本代表がノーヒットノーラン勝利に沸いた第3戦では九回一死から強襲ヒットもやむなしの痛烈な打球を見事にさばいて並はずれた反射神経を見せつけた。

迎えた第4戦。小久保監督は菊池をベンチスタートさせ、一番・山田、二番にそれまで一番に固定されていた柳田(ソフトバンク)という並びを試した。

結果は山田が3の0、柳田は4の3。続く第5戦ではまた柳田、菊池の一、二番に戻された。この流れからして小久保ジャパンの一、二番は柳田、菊地、となることがほぼ決まったということだろう。

ただし、菊池はまだその能力の半分程度しか”今大会”では披露していない。

WBCでの過去の日本代表の戦いを振り返るまでもなく、国際大会では投手力中心の1点を争う接戦が展開される。

この時、一番頼りになるのは進塁打の打てる打者や送りバントを確実に決めることのできる二番打者。菊池は今季、大和(阪神)の50個に継ぐ43個の犠打を決めている。菊池の”ライバル”と目される山田の犠打数はわずかに2つ。

菊池はサッカーで言うところの「リンクマン」としてすでにチームに欠かせぬポジションを勝ち取ったことになり2017年開催のWBC第4回大会に向け、日本代表の顔としてチームの勝敗を大きく左右する役どころを任されることになる。

 

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