開幕から本来の”らしさ”が発揮しきれていない広島・野村祐輔が4月ラスト登板で完全復活を目指す。
野村祐輔はヤクルト、巨人相手に開幕2連勝をマークしたが、ともに六回で降板。そのあと15日の阪神戦(マツダ)は5回5失点で負け投手。さらに前回22日のヤクルト戦(神宮)も、味方打線に救われ勝ち投手にはなったものの5回4失点とまだ六回の壁を破れていない。
阪神戦では低目の球でもコースが甘いと長打にされ、ヤクルト戦ではフォームが乱れて自滅した格好。
今回は幸いにも中7日と調整に時間を割くことができた。持ち前の制球力とボールのキレを取り戻し、前回と同じ顔合わせになる藤浪との投げ合いで白星を引き寄せたいところ。
マツダスタジアムでスリーランを打たれた新井良太は特に注意したい。