広島の新外国人、シアーホルツが4月10日、広島県廿日市市の大野練習場で打撃練習した。
9日、マツダスタジアムで入団記者会見を行い「求められているのは打点。得点に絡む打撃をしたい」とコメント。半月前まではレンジャーズのキャンプに招待選手として参加しており、鋭い打球を左右に打ち分けた。
広島は昨季のホームラン王、のエルドレッドもこの日、シアーホルツの動きに合わせるかのように再来日。手術した右膝の具合と相談しながら今後は一日も早い戦列復帰を目指す、という。
また、エルドレッドに代わって開幕から中軸を任されるはずだったグスマンは左脇腹を痛め開幕10戦目を待たずにこちらも離脱。復帰のメドは、はっきりしていない。
広島はここまで12試合を消化して4勝8敗の最下位。チームの得点28はセ・リーグ最低で、10試合でクオリティスタートに成功した先発陣の素晴らしい投球内容を生かしきれていない。
それだけにシアーホルツにはチームの得点力アップの起爆剤としての働きが求められる。17日以降、ウエスタン・リーグの試合で調整し、その結果を見ながら一軍に合流する予定だ。