4月7日 〇4-1ヤクルトマツダスタジアム
通算5勝1敗1分けの2位、首位・巨人まで0・5差
18時・2時間44分、2万9675人
相手先発 ●石川6回6安打3失点
本塁打 なし
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ファースト新井
五番ライト鈴木誠也
六番レフトエルドレッド
七番サード小窪
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー〇加藤8回3分の1、2安打1失点(1試合1勝)
S中崎(4試合1勝1S)
登録 加藤
抹消 飯田
咽頭炎発症のジョンソンの代役として出番が回ってきた加藤がプロ初登板、初先発で30年ぶり、新人ノーヒットノーランまで「あとツーアウト」の力投でプロ初勝利。開幕ローテ争いで3つ先輩の九里、大瀬良の両右腕に競り負けた悔しさを晴らした。
加藤の投球内容は135球、2安打7四球7三振1失点。特に四球は四回までに5つを数えた。
その一方で八回までに外野に飛ばされた打球はわずかに3つ。初回の大引と二回のバレンティン、そのあとは七回の畠山でいずれも真っ直ぐに各打者、詰まらされた。
三番山田への攻めを見ると、ウイニングショットはいずれもフォーク。空振り三振、四球、空振り三振、四球という結果になったが、九回に与えた四球のあと、続くバレンティンに132球目、真ん中に入ったフォークを左前打され、さらに雄平にもフォークを右前打され失点した。
加藤を救援した中崎は今季初セーブ。
打つ方では新井が初回に先制の適時二塁打。三回には開幕から16打席無安打の小窪が2点タイムリー。小窪は六、七回の守備でも加藤を助け、加藤を辛抱強くリードした石原も八回に貴重な犠飛を上げた。
広島は引き分けひとつを挟んで5連勝。