画像奥は佐々岡投手コーチと話をするジョンソン、手前はヘルウェグ
4月16日 ●2-8巨人、平和リース球場(鹿児島)
通算4勝12敗(5位阪神まで2差の差最下位、首位ヤクルトまで今季最大の7差)
18時開始・2時間48分、1万7858人
相手先発 山口○7回3安打2失点
本塁打 鈴木7号①
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター野間
四番ライト鈴木
五番レフト松山
六番ファーストバティスタ
七番サード安部
八番キャッチャー會澤
九番ピッチャージョンソン●(3試合2敗)3回65球5安打4失点(自責4)
巨人先発の山口に6つもの四球をプレゼントされながら七回までに放ったヒットは3本。リーグトップを行く鈴木の2試合連続7号ソロも空砲に終わり、広島のリーグ4連覇の可能性がまたしても数字上でゼロになった。
広島はこれで借金8。セ・リーグでは借金7からの優勝はあっても借金8では前例がない。パ・リーグでは「シンジラレナ~イ」のヒルマン監督の日本ハムが2007年に借金8からリーグ連覇を遂げている。
開幕から2試合続けて投球内容の悪い広島先発のジョンソン。悪いことは重なる。地方球場で投げるのはこれが初めて。
その立ち上がり、坂本勇、丸の巨人の新一、二番にいずれも2球目を強く振られて一死一塁(ショート強襲安打と遊ゴロ二塁封殺)。三番に入ったビヤヌエバに四球を与えると岡本を抑えたもののゲレーロに先制打を許した。
ジョンソンをリードする會澤もやはり勝手が違ったか。オープン戦ではバッテリーを組んだものの、公式戦では2017年9月以来。二回には先頭の七番・山本を歩かせた際に完全捕球できないなどバタバタ感が否めず…それに呼応するようにマウンドを気にする仕草など”ナーバス”を地で行くジョンソン…
結果はこの回、3失点。サードの安部、レフトの松山の記録に残らないミスもあり、5球団との対戦2巡目の初戦でも、ディフェンスの乱れから試合の主導権を手放す形になった。
試合後、巨人・原監督は「彼らはそこそこ、どこでもやってくれる」と坂本勇、丸の一、二番についてコメントした。
「そこそこ」の内容は坂本勇が内野安打、四球、ニゴロ、左前打、右飛で、塁に出た回はすべてが得点に繋がっている。
丸は遊ゴロ、三ゴロで打点1、三ゴロ、中犠飛、ニゴロ。無安打でも打点は2。
一方、田中と菊池、広島の一、二番は計8打席で田中の四球ひとつだけ。さらに三番・野間は3三振と二回の満塁の好機では投ゴロ。
打てない、抑えられない、守りきれないの3拍子の広島には「そこそこ」やってくれる選手が四番に座る鈴木以外に見当たらないということか…(ひろスポ!・田辺一球)
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