5月10日 ●2-6DeNA、マツダスタジアム
通算17勝18敗1分け(3位阪神まで2差の4位、首位巨人まで5差)
18時開始・2時間49分・3万1552人
相手先発 今永7回3安打2失点
本塁打 田中1号②
一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番キャッチャー會澤
七番サード小窪
八番ショート田中
九番ピッチャー床田●(7試合4勝2敗)5回101球7安打6失点(自責5)
広島は5連敗中だったDeNAに敗れて借金1。広島が今季、貯金に成功したのは3月29日の地元開幕戦だけ。その後は2度「勝率5割」まで戻したが貯金はならず。3度目の挑戦となったこの日も貯金できなかった。
リーグ防御率1位と2位の対戦。
この試合の前まで予告先発だった床田と今永の成績は…
1位今永は防御率0・98で6試合に投げ1完投1完封、3勝1敗、勝率・750。さらに打者173、投球回46、安打28、本塁打4、三振46、奪三振率9・00、四球10、死球0、失点5自責5
2位床田は防御率1・55で6試合1完投0完封、4勝1敗、勝率・800。そして打者164、投球回40回3分の2、安打28、本塁打2、三振38、奪三振率8・41、四球15、死球2、失点5自責5
しかもふたりはすでに別々に2度ずつ相手チームと対戦済。
今永は完封勝利をマークして計16回を投げ6安打無失点。
床田も完投勝利があり計16回で9安打2失点。
こうした数字からこの日の各スポーツ紙などでは防御率1位・2位対決に期待する記事が掲載された。
しかし結果的には今永が7回2失点で勝ち投手になり、床田は5回6失点降板となった。
初回と五回に宮崎にソロ2発を打たれた床田だが、それよりも痛いヒットを今永に許した。
二回、二死満塁で今永の当たりは三塁線寄りボテボテ…これを自ら一塁に悪送球(記録はヒットとエラー)して2点が入った場面が悔やまれる。
床田はこれまで何度も好フィールディングを披露しており、その守備力で自らを助けてきたが残念ながら今回はそのプレーが裏目に出た。
なお、投げること以外の数字でいえば床田は対DeNA戦6打数無安打3三振。
一方の今永は7打数2安打でしかもその2本はともに大瀬良から打っている。
(ひろスポ!・田辺一球)