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2019年04月09日
編集部

鈴木誠也が二冠でも最下位の広島は得点圏打率がリーグ最低、首位・巨人を追撃するヤクルトはディフェンス固め際立つ勝負強さ

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画像は開幕から四番に座る鈴木誠也

 

開幕から3カード連続負け越しの広島は4月9日からヤクルトをマツダスタジアムに迎えての3連戦に臨む。

広島は、昨季まで圧倒的な強さを誇っていた本拠地でも2勝4敗と出だしで躓いた。ヤクルトは昨季、そのマツダスタジアムで2勝9敗。

広島の四番を任されている鈴木は打率・357(リーグ4位)、5本塁打(同1位)、12打点(同1位)で得点圏打率も・429。一方でチームの得点圏打率はリーグ最低の・155。

7日には阪神・西に完封勝利をプレゼントしたが、初回、鈴木が四球で歩かされての一死満塁で五番・松山が一ゴロ併殺打にとられた。

神宮球場で2カード連続勝ち越しのヤクルトは、ここまで5勝4敗。サヨナラ勝ち2試合を含めて4試合までが1点差勝利。全得点31に対して全失点33。得失点差がマイナスでも勝ち越している。

あまり話題にはならなくなったが広島のリーグ3連覇の礎を築いたヤクルトの石井琢朗打撃コーチ、河田外野守備・走塁コーチは今年も張り切って広島に乗り込んでくるだろう。

しかも予告先発のヤクルト・原は前回、DeNA打線を相手に7回3安打6三振の無失点ピッチング。先頭打者を一度も出さず、走者を背負ってからも隙を見せなかった。

広島打線は阪神・西にはストライクゾーンを左右に幅広く使われ苦しんだ。原もシュート、スライダーでコースを突いてくる。

こうした状況を踏まえた上で、ここまで五番以降を固定しないできた広島が第2戦でブキャナン、第3戦で寺原といずれも右投手の先発が予想されるヤクルト3連戦ではどう打線を組むかが注目される。

 

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