画像、中央に尺野将太ヘッドコーチ
広島ドラゴンフライズは5月10日、尺野将太ヘッドコーチの退任を発表した。
尺野将太ヘッドコーチは広島県出身。県立祇園北高校 から 千葉大学に進み、大学卒業後は高校教員を経て、女子日本代表 テクニカルスタッフ(2013-2015)を皮切りに、WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構) 所属のアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス テクニカルスタッフ(2015-2016)を経験。
2016-2017シーズンには横浜ビー・コルセアーズのアシスタントコーチに就任したがチーム事情によってシーズン途中でヘッドコーチへ昇格。
2017年5月28日、東京・国立代々木競技場第一体育館であったB1・B2入れ替え戦では広島ドラゴンフライズを74-53のスコアで”圧倒”、佐古ドラゴンフライズの悲願のB1昇格を阻んだことでも”馴染み深い”人物。
さらに2017-2018シーズンにもやはりアソシエイトコーチとしてスタートしたが、またしても途中でヘッドコーチに昇格して2年連続でチームをプレーオフB2降格の危機から救った。
その手腕を買われて昨年6月、2018-19シーズンの新ヘッドコーチとして広島ドラゴンフライズと契約。B2優勝とB1昇格を目標に掲げて、開幕から接戦をモノにする勝負強さで快進撃を続けていたが、次第に肝心要のディフェンスに綻びが生じて失速した。
そして結果的には熊本ヴォルターズ、島根スサノオマジックの両ライバルに水をあけられ、結果的にはB2全18チームで中位の成績しか残せなかった。