プロ2年目の田中広輔は、広島のショートのポジション争いで梵をリード、今季の広島の二遊間は菊池・田中が本線で、しかも田中は一番を打つ可能性もある。
3月27日のプロ野球開幕まで残り1カ月となり広島の今季のスタメンの「プロトタイプ」が浮かび上がってきた。
2月27日、沖縄市のコザしんきんスタジアムでは広島・緒方監督のもと実戦守備・走塁練習が行われるが、その組分けは次のとおり。
ひとつ目の各ポジション
キャッチャー 石原、磯村
ファースト 美間
セカンド 上本、安部
サード 堂林
ショート 梵
レフト 天谷、鈴木将
センター 下水流
ライト 鈴木誠也
ふたつ目の各ポジション
キャッチャー 會澤、白濱
ファースト グスマン
セカンド 菊池
サード 新井貴浩、小窪
ショート 田中
レフト 松山
センター 丸
ライト 野間峻祥
※「レフト松山」は昨日、右ひざ半月板を痛めたエルドレッドのバックアップ。
当然ながら今後も試行錯誤は続けられるが、二つ目の布陣が今季のスタメンの「プロトタイプ」とみて間違いない。
スタメンマスクはベテランの石原から打てるキャッチャーで侍ジャパンのメンバーでもある會澤、「異次元セカンド」菊池の相方は2年目の「ショート田中」、そしてサードは堂林ではなく新井貴浩、ライトには新人の野間峻祥だがここは高卒3年目の鈴木誠也が強力な対抗馬、となっている。