広島の堂林翔太内野手(23)の今オフの結婚が11月6日付のスポーツ紙などで報じられた。お相手はTBS女子アナの桝田絵理奈さん(28)。年内にも婚姻届を提出するという。ふたりの交際が紹介されたのは8月下旬。入籍は時間の問題となっていた。
中京大中京高のエースとしても甲子園に出場した堂林はそのスマートなルックスから絶大な人気を誇り、広島の堂林となってからも「プリンス」の愛称で入団1年目からチームナンバーワンの人気選手の道を歩んできた。
2011年、「20歳のシーズンに一軍でレギュラーを!」の目標を達成できず、奮起した2012年に全144試合に出場し、その人気に拍車がかかった。
堂林の活躍とは別の観点からスタートした、カープ女子人気爆発の原動力のひとつ、CARP-girl-CARPのブログがスタートしたのは2010年シーズン。このころ球団側も”女子に人気”のカープグッズを続々と市場に送り込んでいた。
また、銀座には広島県のアンテナショップ「TAU」がオープンするなど、広島というローカルの圏域を越えカープ人気に拍車をかける世の中の動きと、堂林の存在が完全に重なってカープ女子”増殖”に拍車がかかった。
だが堂林はケガや打撃不振もあって昨年、今年と2年連続で満足のいく打撃成績を残すことができなかった。今シーズン途中には攻守に渡り”異次元”プレーを連発させる菊池のグッズ売り上げが堂林をしのぐようになったが、チームトータルでは球団史上最多の主催ゲーム動員数を記録。「堂林人気」を起爆剤に広島は12球団トップクラスの人気球団に成長した。
ただ”女性ファンの気持ち”を考えれば堂林人気がやや右肩下がりになるのもやむを得ないところ…。再び右肩上がりの人気を集めるためにはサード定着、打率は最低でも2割8分以上、ホームラン20発の70~80打点は欲しいところで、”内助の功”で再浮上なるか…。