連覇を逃したJTサンダーズ
ファイナルラウンド・ファイナル6 第4戦、対戦相手:パナソニックパンサーズ、2月27日、大阪中央体育館
ファイナルラウンド 3位以内に、豊田合成と東レが決定済み。残るイスはあと一つ。6位スタートのJTサンダーズは勝ち続けても他チームの勝敗によってはファイナル6の先はありません。現段階、自分が負けたら即終戦です。
「負けられない」というプレッシャーという敵とも戦いながらの試合になりました。
試合結果は
23-25
18-25
21-25
プレッシャーという敵の前にJTらしさを出すことなく、1セットも取ること叶わず、New JT」のチャレンジの年は、ファイナル6のステージで終戦となりました。
明日の堺ブレイザーズとの対戦は、5.6位直接対決となり、勝った方が最終順位5位になります。
「Next Challenge New JT」を掲げて、今シーズンに臨んだJTサンダーズ。
初優勝したコートから、酒井と小澤を欠き、「連覇」という言葉が飛びかってはいたけど、実際は厳しいということは理解していたと思います。
マイナス2 プラス1
その前のシーズンで大量に引退者を出し、縮小したチーム規模はそのまま。八子くんの故障回復具合も不確実。OPからWSにコンバートされた安井も未知数。新戦力のL唐川の素質は分かるがシーズン通して安定した力を発揮出来るのかは未知数。その上、シーズン中盤は、天皇杯で越川主将が怪我をし、その後しばらくチームから離脱。
そんな中で、6位以内に残ってファイナル6に出場するだけでも、大変だった。死に物狂いだった。レギュラーシーズン最終戦の後の越川主将の涙がそれを語ってました。
今日の試合。
サーブレシーブがL唐川も含めて乱れているから仕方ないのだけど、攻撃がオープン一辺倒で、単純。こちらのブロックは振られっ放しで、まるで空気…。深津兄弟、セッター対決は、三男に軍配ですね。JTファンから見ても。
来季からは将来は日本を背負いたいと、エースからセッターに転向する東福岡高校・金子くんが入部します。
最終戦となる、28日の試合。決して消化試合ではなく、今の自分たちの弱さと向き合って、今の自分たちの全てで、戦って、勝って、来年に繋げて欲しいです。
頑張れ!JTサンダーズ!
最終戦も現地で観戦します。
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ