チャレンジマッチ、第1セット開始前にもどことなく重たい空気が…!?(トップ画像説明)
2016-17 Vプレミアリーグ男子、チャレンジマッチ神奈川大会第1日・富士通カワサキレッドスピリッツ戦(3月11日・土曜日 、神奈川県大和市・大和スポーツセンター)
対戦相手はVチャレンジリーグⅠ第2位の、富士通カワサキレッドスピリッツ。
越川さんのラストになる大会が、こんなところのハズではなかった。ファイナル6の会場に応援に行く予定で、宿泊先も決めていた。全部、キャンセル…。そして、朝4時起きで、朝6:00発の新幹線に乗り、新横浜・横浜・大和と乗り継ぎ、会場に着いたのは11時前。
女子の2試合の熱戦を目の前で見て、ようやくJTサンダースが登場したのは、14時過ぎでした。
理由は分かりませんが、登録メンバーにも、会場にも、ベテランMB町野の姿がありませんでした。MBは、筧本・安永・中島の3枚で臨むことになりました。
試合結果は
25-13
25-19
24-26
25-18
セットカウント3-1で、JTが初戦を勝利しました。
ハッキリ言って、モヤモヤする試合でした。
実力の差は、第1セットの1stテクニカルタイムアウトが、8-1だったのですから、歴然としたものがあります。…あるんだと思います、本来は。問題は、精神的なものからくる乱れなんで。
スターティングメンバーは、
WS:越川、吉岡
MB:筧本、中島
S:深津
OP:ルブリッチ
L:唐川
もう、八子くんや安井さんはスタメンで出れないようです…。金子くんはベンチ外。リベロ久原くんはレシーバーとしてWS登録。リベロは唐川くんと新人の井上航くん。
相手の富士通は、昨年はチャレンジ1位、今年は2位。でも、このチーム、外人助っ人が居なくて、日本人のOPなんですよね。しかも、平均身長が低い。でも、昨年も今年もこの位置なワケですから、強さには理由がある、ハズ。
第1セット序盤は、富士通の攻撃がJTのコートに来ない状態だったのです。全て、ブロックに引っかかる。ドシャットされる。筧本とルブリッチの頭をボールがなかなか越えないんです。あっと言う間に、1セット終わりました。
快調に飛ばした第1セット
第2セット。まさか、同じことをしてくるわけはなく、ブロックを避けてきて、サーブも越川を狙って打つとかせずに緩急つけてきました。この切り替えが、このチームの強さなんでしょうね。監督さんは若い方でした。
押されては押し返しながら、地力で勝るJTが、第2セットも取り、勝利に王手。
問題は、『王手してから』なのが今年のJT。…何をそんなに焦る必要があるのか。
第1セットでは、相手が拾って粘っても、JTが粘り負けすることが決してなく、ラリーは悉くゲットしてました。第2セット、相手の変わり身に対応がやや遅い気がしました。
第3セットもJTペースだったけど…
課題の、第3セット。不安が的中。緩く打ってくるサーブでエースを取られ、強打されたサーブでレシーブ乱されて、ブロックは吸い込み、挙句の果てが、唐川とルーベがコート中央でラリー中のボールをお見合い…。「なにしよるん!」と叫んでしまいましたよ!
MBを筧本から安永に交代。…え⁈今の問題、そこなの?!
ちょ、ちょっと。まさかの、1セットダウン。
これだから、ここ(チャレンジマッチ)に来るハメになるんだ…。来るべくして来たんだ、と、納得しましたよ。悪いけど、セット落とすような相手じゃない。負けているのは、自分に対してなんだよ!
栗生澤GMの縁起を担いで着用したであろう、緑色のネクタイが、選手を心配そうに見守っている。実力はあるのだろうけど、発揮出来なければ、負けなんだから。
第4セットも、リードしても追いつかれ、一時は逆転もされ、再度逆転して、勝ちました。
気合い入り直した感で、唐川くんのサーブレシーブも良くなり、ディグも良くなった。ルーベは点差がついてない時は、調子の悪いスパイクサーブは避けてジャンプフローターにしてたし。吉岡くんが後衛にいったところで出場した久原くんの好レシーブもあったし。
…勝った試合なのに、なんでこんなに、まるで負け試合かのように振り返ってるのかというと。
チャレンジマッチは、2日かけて戦う方式。
2012-13年の時に、初日3-0で勝利した、大分三好が、2日目に、まさかの0-3負けをして、得点率でVプレミアリーグからチャレンジリーグに降格。大分三好は、それ以降、毎年のようにチャレンジマッチには出場するものの、プレミアリーグに戻れていないから、です。
明日の試合が大事。今日勝っても、明日負けたら意味がない。ましてや、やらなくてもいい1セットやってしまったわけですから、もしも明日、0-3で負けるようなことがあったら、降格してしまいます。
喜べないんです。
今日の戦い方では、明日そのプレッシャーに勝てるのかどうかが心配です。
明日を乗り越えなければ!
明日も現地で応援です。女子の試合が終わらないと出てこないので、必然的に長時間固いイスに座って、腰が痛いです。
頑張れ!!
JTサンダース!!
敵は自分自身だ!!
(ちゃこ)