3月に開催されたファンとの交流イベント「コイのサミット」で記念写真に収まる高橋慶彦さん(中央)
西武・秋山の連続試合安打が31でストップした。7月14日、西武プリンスドームで行われた楽天12回戦、秋山は4打数無安打のあと延長十回に第5打席が回ってきたが、フルカウントからの6球目を選び四球で出塁、主砲中村のサヨナラ3ランを呼び込んだ。
秋山の記録は1971年に長池徳二(阪急)がつくったパ・リーグ記録まであと1、1979年に高橋慶彦(広島)がつくったプロ野球記録にもあと2という”偉業”となった。
プロ野球記録の「33試合連続安打」は高橋慶彦氏が「赤ヘル野球の申し子」としてその名を轟かせていた時代に達成された。
1979年は広島が2度目のリーグ優勝と初の日本一に輝いた年で高橋慶彦氏は日本シリーズ最優秀選手賞にも輝いた。
高橋慶彦氏はその当時を振り返り、連続安打記録や自分の打撃スタイル、昨今のプロ野球の印象などについて今年3月に「ダイニングレストラン 慶彦」(広島市中区胡町、電話082・569・4129)で開催された「第6回コイのサミット」(「田辺一球広島魂」スマホ版ikkyuu-t.com 、ダイニング 慶彦・共催)で次のように語っている。
ビデオなど様々な手段による映像分析が全盛の時代ですから、どうしても形にとらわれ過ぎている傾向にあるように思います。
大事なのは外から見る形ではないんです。どうやればバットコントロールする筋肉をうまくつけていけるか?打ちにいく直前にちょっとヘッドをポンと起こしていかにうまく拾うか?とか、そういうことも大事になってきます。
いろいろな情報があふれる中で大事な情報を選び、あとはどんどんバットを振ればいいんです。10年分のバットスイングを1年で…という意気込みで僕は(スイッチヒッター挑戦の時には)振り込みました。それと今のチーム(広島)にはバットを短く持って構える人が少ないですよね。
僕なんか相手を知り、自分を知り、オレより上だと思えば短く持ったり、打席の位置を変えたりしましたから…。足が使える選手は今も(広島には)多いですが、打ち上げたり空振りしていてはダメ。まずはいかにバットに当てるか?そこからスタートしましたね。
ダイニングレストラン 慶彦、店内
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