ナインに胴上げされる福山大学の蔵田修監督
中国六大学野球・第5週第1日(5月9日・倉敷マスカットスタジアム)
福山大学3-0吉備国際大学
吉備大 000 000 000
福山大 000 001 20×
福山大学は3季ぶり8度目の優勝。福山大学先発の山本が9回を投げて6安打2四球6奪三振で吉備国際大学を完封して優勝に花を添えた。
打線は六回、先頭の一番・木村が四球で出塁。続く二番・谷口が送りバントで一死二塁として三番・荒本のレフト前適時打で先制した。
続く七回にも一死から六番・中山の内野安打と七番・大野、八番・田中の連続左前打で満塁とすると、二死から木村が押し出し四球を選んで貴重な追加点。さらに谷口がバンドヒットを決めて3点目をもぎ取った。
今季の福山大学は山本、桑木の両投手の安定感が抜群だった。リーグ戦10試合(9勝1敗)に登板したのはふたりだけで、合計でリーグ最少の9失点。ともに防御率0点台をマークして優勝の原動力になった。
攻撃面では一番を打つ木村が3割5分を超す打率と高い出塁率で打線を引っ張った。
福山大学は第63回全日本大学野球選手権大会(神宮球場・東京ドーム、6月10日~15日)に出場し「まずは全国1勝」を目指す。
そのほかの結果
岡山商科大学1-0徳山大学
東亜大学3-1環太平洋大学