3戦連発の葛馬史奈(左)、次節の最強、AC長野パルセイロ・レディース戦でもゴールを奪えるか!?(右は仲良しの市川苑佳)
アンジュヴィオレ広島は7月25日、プレナスなでしこリーグ2部第17節のノジマステラ神奈川相模原戦をアウェーで戦い3-4のスコアで敗れた。
第10節、リーグ戦の2巡目から続いていたチームの連勝は6でストップ。第15節のスフィーダ世田谷FC戦3-2勝利、第16節愛媛FCレディース戦1-1引き分けのあとを受け、2位のノジマステラ神奈川相模原戦に勝って弾みをつけたいところだったが、第1節のAC長野パルセイロ・レディース戦以来の4失点で、リーグ2位の攻撃力を誇る相手とはいえディフェンス面で課題を残した。
それでも攻撃面ではメンタルの強さを証明するかのような大反撃に転じ、ラスト数分間はどちらに勝利の女神が微笑んでもおかしくない展開になった。
試合は前半14分、FW葛馬史奈の3試合連続となる先制弾でゴールラッシュの幕が開けた。
34分に追いつかれると41には勝ち越しゴールを許し1-2で前半を折り返し。さらに後半3分にセットプレーから失点。その6分後にはマークしていたMF田中陽子に決められて1-4になった。
しかし後半34分、途中出場のFW倉本あやが葛馬史奈のシュートの跳ね返りを押し込むと、40分には葛馬史奈のクロスをMF山口友里恵が右足で決めてとうとう1点差まで追い上げた。
惜しくも勝ち点を上乗せ、とはならなかったアンジュヴィオレ広島だが順位は4位のまま変わらず。
次節の8月2日には、ホームのコカ・コーラウエスト広島スタジアムに首位を行くAC長野パルセイロ・レディースを迎え撃つ。ノジマステラ神奈川相模原戦での貴重な経験を糧に、なでしこ2部最強の相手との90分間でどんな戦いを見せてくれるか?第1節、完敗のリベンジをホームサポーターの前で果たせるか…