チャンピオンシップ終了後、横川駅行シャトルバスに乗る乗客の行列(午後10時17分、読者撮影)撮影場所はスタジアム正面駐車場の下側、アクセス道路に面したところ。大抵はカラーコーンとバーを設置して警備員が列を整理させているが、これだけの人をまともにさばけるのか?何かトラブルが発生したらどうなるのか?バス乗り場は写真中央にある公衆トイレ(白い建物)の左側。
ネットで検索してこの記事にアクセスした、ミスターチルドレンコンサートご来場のみなさんへ、ひろスポ!からのお願い
2017年8月26日、エディオンスタジアム広島でのコンサートで大混雑に巻き込まれた方は、ぜひその様子やご意見、ご感想、画像(静止画)をひろスポ!までお送りください。こんごのエディオンスタジアム広島の運営改善のために活用させていただきます。ご意見、画像がネット上で紹介させていただく場合がございます。ご了承ください。
メールアドレス report@hirospo.com
広島市、並びに広島市の松井市長は新サッカースタジアム問題について「新設」を当面、先送りにしてエディオンスタジアム広島、並びに広島広域公園を、シャトルバス増便などの対症療法により引き続き使用する腹案を持っている。
しかし…
ここに掲載される画像を見れば、エディオンスタジアム広島が「プロの興業」には不適切な施設であることが誰の目にも明らか。エディオンスタジアム広島のある広島広域公園は競技施設としては充実している面もあるが、一度に3万人以上の観客をさばけないため、これまでもサポーター、市民・県民に多大な負担を強いてきた。
今季、J1で最多集客数を記録した浦和レッズは1試合平均でおよそ3万9000人を集めた(計65万8,668人)。広島と似た規模のアルビレックス新潟は集客数第4位の37万2,908人で1試合平均およそ2万2,000人だった。
新サッカースタジアム建設にあたり広島市、県、地元財界、サッカー関係者らは「3万人規模」の収容能力のあるスタジアムを当面、目指すとしている。
サンフレッチェ広島は優勝したにもかかわらず、今季の集客数は27万8,497人で第8位。スタジアムの立地条件の悪さがモロに影響している、とする関係者、サポーターの声が圧倒的だ。
1試合平均ではおよそ1万6,000人。毎試合、この程度の集客であればエディオンスタジアム広島でもさばけるが、この数字を2万人を超えて浦和レッズのおよそ4万人に近づけていかないとクラブとしての前進がないどころか、やがてジリ貧になる。スタジアム問題はクラブ収入に直結すると同時に優秀な人材の確保にも大きな影響を及ぼすからだ。
実際、かつてエディオンスタジアム広島で活躍した選手は続々と浦和レッズに引き抜かれていったし、今後も同じことは起こる可能性が高い。
それでは今のエディオンスタジアム広島に、クラブ推進の原動力となる3万人以上が集まるとどうなるか?
当然、広島市もそうした観点から、大入りが予想された11月22日のJ1第2ステージ最終節、湘南ベルマーレ戦(午後1時30分キックオフ)と、12月5日のチャンピオンシップ、ガンバ大阪戦(午後7時30分キックオフ)で何等かの調査などをするのか、とひろスポ!では関係部署に問い合わせてみたが、その答えは「しません」というものだった。
これは見て見ぬふり、と同じではないか?
サンフレッチェ広島が勝てば勝つほどスタンドは埋まるが、それに比例して混雑の状況が悪化する。サポーターらに利用を呼び掛けた公共交通機関、周辺道路などで起こっていたか。これでは今やヨーロッパでは当然となり、国内スタジアムにおいても整備の進む「誰もが手軽に、3世代で楽しむスタジアム」にはほど遠い状況で、サンフレッチェ広島が強くなるほどにスタジアム施設の貧弱さが露呈するという完全な矛盾状態。
サポーターがエディオンスタジアム広島に掲げる「サッカースタジアムは市民球場跡地へ」の思いを阻害する確たる理由は見当たらない。サンフレッチェ広島の「マチナカスタジアム」が相対的地位の低下が叫ばれて久しい広島の起爆剤になるのは間違いないはずだが…
※ひろスポ!に「混雑画像」ならびに「混雑レポート」を送っていただいた読者のみなさまにこの場を借りてお礼申し上げます。
新サッカースタジアム取材班
チャンピオンシップ終了後、エディオンスタジアムから広域公園駅前まで降りる道路の渋滞(午後11時2分撮影)まったく動かないままの状況がそうとうの間続いたが、トイレなどはどうなっているのだろう?これで積雪でもあればアウト!
アストラムラインに乗る乗客の気の遠くなるような行列(午後10時26分撮影)けっきょく最終便でも乗客をさばききれなかった。「公共交通機関でと呼びかけるなら増便しろ!」と当然、の怒りの声も上がっていたが、当局はここでも手を打たぬまま、毎度毎度の大混雑が繰り返されている。
やっと到着した横川駅、広電の運行は終了、時計の針は…
上記画像をひろスポ!に提供した読者の声
「混雑」の画像ではありませんが、当日優勝セレモニーまで「普通に」参加し、セレモニー終了後に「普通に」バスの列に並んで横川駅に到着した時間の画像です。JRに乗る方は横川駅の改札まで全力疾走されていました。それ以外の方はタクシー待ちの長蛇の列です。(私は比較的近場なので横川駅からは徒歩で帰りました)私がエディオンスタジアムでバスに乗車できた時点ではまだまだ後ろに長い列が続いていたので、最後にバスに乗った方が横川駅に到着したのは何時だったのでしょう。優勝を見届けて、優勝セレモニーで喜びを分かち合ってさあ帰ろう、でその日のうちには家まで帰れない。そんなアクセスです。
余談ですが、通常の試合でも19:00キックオフの日は横川までバスで戻っても市内方面(広電行き)の電車の運行は終了しています。アウェイのサポーターの方は特にその時点で途方に暮れてしまうので出来る範囲で道案内をしています。
チャンピオンシップ観戦のため夜明け前に臨時駐車場へ向かう
上記画像撮影者の声
5日のチャンピオンシップ第二戦は、サンフレッチェサポーターとしても絶対見逃すことはできない試合。この1年頑張ってきたサンフレッチェの選手が、優勝という二文字を我々サポーター並びに広島に関わる全ての人にその喜びを分かち合おうとする日で全てはこの試合で決まり、その瞬間を見たいからだ!
普通なら優勝して監督にコメントを求めたなら「優勝しました、ありがとうございます!」が一般的であろう。
しかし森保一監督は「みなさーん、広島のみなさーん!優勝おめでとうございます!!」と広島県全体の優勝として逆お祝いのコメントしている!
ここまで広島を愛してやまない監督はいない。
これは監督のみならず選手も同じ。なのに、なぜ広島を率先して良い街づくりをしなければならない立場の方が他人事でかつお祝いの一言もないという事はどうしたことか。
もしかして他の市のトップ???と思わざるほど何とも情けない。
ひいては男が一度口にした事(3度優勝したら…)をスゴスゴとフェードアウトして何事もないかのように振る舞うのはその立場にいる資格はもはやないと誰もが認めるところである!
やっぱり広島とは全く無縁の方が市長になったから仕方ないと思いきや実は地元出身じゃないか!
優勝後のキャプテン青山のコメントには、昨年土砂災害で被害に遭われた方々に対して「やっと優勝できたよ!」もコメントしている。
これに比べ市長はこの1年余り何を行ってきたのか?砂防ダムのさの字もできていないじゃないか!
話は戻りいつか当日はかなりの渋滞が予想され、試合後の帰宅も困難が予想されるため、早めにスタジアム近くに行駐車場確保することで帰りを少しでも楽にしようと考えた。
しかし当日は朝6時過ぎからスタジアム近隣は駐車場の待ち列があり片側2車線の1車線は大渋滞。
そもそも何でサッカーを観るだけなのにここまで苦労しなければならないのか。
僭越ながらラッキーにも自由席では無く指定席のチケットが手に入ったが、スタジアムに並ぶ前に駐車場で並ばないといけないと言うのは全国でも稀である。マツダスタジアムでも自由席の席取りに並ぶ事はあっても駐車場に並ぶ事は無い。
どうも市長と市民の垣根が大きくギャップがあるように感じ、完全に政治屋でしかない。市民の声に耳を傾け肌で感じ自ら一緒に広島を良くしようとする姿勢が全くうかがえない。
名ばかり市長は必要ないと誰もが感じる。
平和宣言はええとこ取りで体裁よく本当は無力な自分を改めて大反省してほしいと願うばかりである。
チャンピオンシップ開場前、長い列に横付けする救急車、これが積雪の日や大雨の日だとさらに深刻な状況となる
湘南ベルマーレ戦でも明け方から周辺道路は大渋滞
エディオンスタジアム広島周辺の抜け道に至るまですべて渋滞、警備員配置にも限界があり、近隣住民への生活にも多大な負担を強いている。