激闘の末、ファンとともにファイナル6へ進んだ越川は涙を拭ってからインタビューを受ける
第3レグ最終戦、対戦相手:東レアローズ、2月7日、広島県呉市オークアリーナ
昨日1ポイントも取れずに敗戦した、我がJTサンダーズ。未だホームゲーム勝ち星なし。目下の敵・サントリーは昨日3-2勝ちをしてポイント2獲得しており、ポイント差は2。
今日のJTサンダーズの試合が始まる前に、サントリーvs合成は既に第2セットまで終わっていて、セットカウント2-0でサントリーがリード(合成、めっちゃメンバー落として“消化試合”感、満載でしたが)。
張りつめた空気…試合開始前
JT、自力で勝ってファイナル6進出決めるしかありません。
JTがチャレンジマッチに落ちる危険性…
絡んでるチームが「合成」「サントリー」「東レ」…この時点で、2011-2012シーズンの最終戦を思い出さずにはいられませんでした。
あの時は、JTか合成かがチャレマ行き。対戦カードは今回と同じ「サントリーvs合成」「JTvs東レ」。
サントリーがスターティングメンバーを全て控え選手で試合開始し、途中交代するという行為をし、合成が3-0勝ち。(これには当時のサントリー荻野監督が反省文と罰金、サントリーチーム全員が反省文を書く、という不名誉なオチがつきました)JTはあのシーズン首位だった東レ相手に2-3まで戦えば残留でしたが、奮闘虚しく1-3で敗戦。セット率 合成0.72 JT0.71で、チャレマ行きとなったのでした。八子くんの1年目でした。
そして運命の呉オークアリーナ、レギュラーシーズン最終戦…
試合結果は
18-25
25-22
13-25
25-20
15-11
セットカウント 3-2勝ち!
ポイント2を獲得し、自力でファイナル6進出の切符を手に入れました!
新聞記事に「揺らいだ平常心」と書かれてしまったJT。第1セットから、も〜グラグラ!この大事な試合で、初っ端から1-9って…。ハートがヘタレ過ぎ。
第2セットを競り合い、粘り合いの末に取りましたが、越川さんのアタックが全く決まらないという不安を抱えて、魔の第3セットに突入。鈴木悠二の強力サーブで連続8得点…。越川さん、交代する時怒りながらも泣きそうな顔だった。
運命の第4セット!このセット取ればファイナル6行き決定。
オークアリーナ、JT大応援団は主審左手側に居ました。そして当然、周囲グルリとJTグリーンのスティックバルーンでコートを囲む形。JTは、主審右手側から試合スタート。そうです!2.4セットは、応援団側なのです!
第2セットも凄い応援だったんです!第4セットはもっと凄いことに!︎
固くなってコート内はあまり声が出てなかった。
「1本、カット!」「切り替えて!」「JT、ファイト!」「JT、頑張れ!」「ブロックー!」「フェイントー!」「ナイスレシーブ!」「ここ、取るよー!」
コートの周りが、コーチやスタッフ状態!応援団のリズムで応援をした後も手拍子やバルーン音や掛け声が絶えることがない状態!私もここまでの試合は経験したことなかった。
セット途中で八子くんがベンチでトレーナーさんにストレッチを受けるシーンもあり、冷やっとしましたが、タイムアウト解けると果敢に走ってコートに出ていきました。
第5セットを取って勝利し、越川さんが泣いていました。
「来週からファイナル6が広島で開催されるのに、JTが居ないなんて許されないでしょう」とインタビューで言っていた越川さん。
本当に自分を追い詰めていたんだね。
許さないなんてことはないよ。
広島バレーファンは多分JTが出れてなくても体育館には行く。行くけど、ツマラナイだけ。
本当に、今日良く頑張ってくれた。泣けた。サントリーと合成の試合に怪しさを感じても、自力で何とか出来て本当に良かった。
また、来週からの戦いでもJTサンダーズが応援出来ることを、誇りに思います。
来週からファイナル6。広島グリーンアリーナで開幕です。来週も現地で応援します!
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ