黒田抹消の広島、四回途中ＫＯの福井も二軍降格でローテ再編へ

ローテの軸として期待された福井は二軍降格

５月８日　●１－７ＤｅＮＡ、マツダスタジアム、晴れ
通算19勝16敗、＋３、１日で首位から２位へ、首位は中日

13時・２時間59分、３万1,159人
相手先発・〇山口９回完投、７安打１失点
本塁打・なし

一番ｼｮｰﾄ田中
二番ｾｶﾝﾄﾞ菊池
三番ｾﾝﾀｰ丸
四番ファースト新井貴浩
五番ﾚﾌﾄ･エルドレッド
六番ライト松山
七番サード安部
八番ｷｬｯﾁｬｰ磯村、2012年10月以来のスタメンマスク
九番ﾋﾟｯﾁｬｰ･●福井３回３分の２、７安打５失点
佐藤、広島移籍後初登板
小野
西原、今季初登板

登録　佐藤
抹消　黒田

試合前、黒田の出場登録抹消が判明。頸部神経根症による首と右肩の痛みがあるため、別メニュー調整で様子を見ることになった。７日には横山弘樹が二軍再調整となっており、この日、試合後に二軍行きを伝えられた福井も含めて計３人の先発投手が一度に一軍から姿を消す非常事態となった。

その福井は初回、その立ち上がりでいきなり７球連続ボール球…。

２者連続の四球で無死一、二塁となり、三番・梶谷を打ちとったものの四番・ロペスに真ん中に入った真っ直ぐを左翼スタンドへ持って行かれた。

二、三回にも得点圏に走者を背負って四苦八苦。それでも何とか１対３というスコアで四回へ。またまた一死一、二塁となってロペスを空振り三振に仕留めたが、ダブルスチールを決められてピンチ拡大。続く倉本への初球カーブも甘く入り、ライト線二塁打で２点を失ったところで交代を告げられた。

今季、投手キャプテンに指名され、「ポストマエケン」として期待された右腕はこれで直近の３試合で計１７失点。計７試合に投げて１勝２敗、防御率５・８３では厳しい。

福井の乱調ぶりとは対照的だったのがＤｅＮＡ先発の山口。初回こそ新井貴浩に適時打されて失点したが、それ以降は徐々にリズムを取り戻し、終わってみれば昨年４月以来の完投勝利。単打のみ７本に封じられた広島は、首位の座をまたしても一日で、今度は中日に明け渡した。

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