4月2日 〇3-0巨人、マツダスタジアム、晴れ
通算4勝4敗、±0
14時00分・2時間32分、3万1213人(今季最多)
相手先発・●田口6回6安打3失点
本塁打・丸1号ソロ、エルドレッド1号ソロ
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番サード・ルナ
五番レフト・エルドレッド
六番ファースト・新井貴浩
七番ライト・下水流
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー・〇黒田9回4安打完封
登録 永川
抹消 岡田明丈
前日の信じがたいようなバタバタ劇が41歳1カ月の右腕のハートに火をつけたか?
黒田は開幕2戦目で9回120球、セ・リーグの貯金を独り占めにしていた巨人打線を4安打に牛耳って完封で外のサクラが満開のマツダスタジアムで2勝目をあげ、防御率0・56でセ・リーグトップに立った。
ポイントになったのは、初回と八回。
初回は二死から坂本に真ん中に入ったスプリットを左翼線に二塁打され、いきなりのピンチ。ここで、メジャー時代に対戦済みのギャレット(結果は14打数5安打)を迎えたが、初球高めのカットボールで空振りを取ると、2球目もインハイへのカットボールでショートフライに打ち取った。
3対0で迎えた八回は堂上、村田に連打されて無死一、二塁。小林誠には送りバントをさせず、一死を奪うと、代打片岡をボールカウント2-2から得意のバックドアで二ゴロ併殺打に仕留めた。
黒田のハイテンポの投球に波長を合わせるようにバックも好守連発。打っては三回、田中先制適時打、四回には丸1号ソロ、六回にはエルドレッド1号ソロといいタイミングで巨人ベンチに圧力をかけた。