(撮影・春木 睦子)
サンフレッチェ広島のFW浅野拓磨について、また新たな海外移籍のニュースが報じられた。
フットボールチャンネルが6月29日午前6時30分にヤフーニュースに配信した記事によると、プレミアリーグの強豪アーセナルへの移籍合意に近づいているという。情報元はロンドンを拠点とする複合メディアの「copa90」。
フットボールチャンネル
www.footballchannel.jp/
21歳の浅野には海外からのオファーが代理人を通じて相次いでおり、ガンバ大阪の宇佐美貴史も加入することが決まったアウグスブルクは220万ユーロ(約2億5000万円)のオファーを提示したともいわれている。
サンフレッチェ広島ではこうした一連の動きについて「本人の意思を尊重しながら、より良い方向性を見い出すことが大事、我々は彼をスカウトしたことを誇りに思う」(クラブ関係者)との考え方で臨んでいる。3日後に再開されるJ1、第2ステージでの「年間1位死守」に向けて浅野は欠かせない戦力ではあるが、世界に挑戦してみたいというその姿勢には一定の理解を示している。
となればサンフレッチェ広島としても将来性抜群の21歳を送り出すにあたって、より大きな移籍金を求めたい、というのは当然の話。ドイツ・ブンデスリーグ1部とはいえ南部の小都市を拠点とするアウグスブルクよりも、ロンドンをホームとする世界を代表する”ビッグ”クラブ、アーセナルの方が”ビッグ”な交渉となるのは必至の状況…。
ちなみに、アーセナルのホームスタジアム、エミレーツスタジアムは6万人収容の”ビッグ”さだ。
当の浅野は、今最も注目を集める代表FWとして、今夜のU-23、日本代表対南アフリカ代表戦に出場する予定。リオ五輪代表メンバーを決めるラストゲームが大いに注目を集める中、浅野はピッチの内外での激しい報道合戦にもさらされることになる。
ひろスポ!おすすめ情報
食に中国地方の里と海の恵みを…「カープ坊やのマドレーヌ」のユメアスフーズ株式会社から、えごま味噌とのどぐろ味噌、新発売
hirospo.com/pickup/29022.html