広島のサッカースタジアム問題で10の疑問!その6、旧広島市民球場跡地への建設がNGなのはなぜ?の市民らの疑問に誰も明確に答えないのはなぜか?
(株)コアマガジン発行の月間誌、実話BUNKAタブー11月号表紙に「広島カープ優勝でオーナー大激怒」のタイトルが躍った。
記事内容は4ページ。「想定外の鯉進撃でフロント大慌て!」「広島カープ優勝でもオーナー松田元激怒の真相」の見出しで特集記事が紹介されている。
「激怒」の件は別にしても9・10東京ドーム25年ぶり優勝のその瞬間にも、そのあとのビールかけなど祝賀会にも松田オーナーの姿はなかった。
今回の記事の中には…
特に広島のメディアは、天皇批判はしてもカープ批判はできないという風潮がある。これは小学校の教科書にさえ登場する「広島カープについて考える授業」の存在からもわかるように「広島カープ以外の邪教徒を許さない」という地方都市広島の閉ざされた言論空間を如実に表している。(中略)今年の流行語大賞になりそうな緒方監督の「神ってる」は。ひょっとすると元氏を揶揄したものなのだろうか?
…という言い回しもある。
「邪教徒」の表現の是非もこの際、置いておき、カープの存在がサンフレッチェ広島の旧広島市民球場跡地へのスタジアム建設の動きに対して、特に今年に入ってから大きな影響を及ぼしてきたことは我々、広島新サッカースタジアム取材班の聞き取り調査によりしだいに明らかになっている。
それを報じるメディアはこの記事によれば「邪教徒」…。
いや、広島のサッカースタジアムに関する論議はそういう類のものではない。
広島県民は、広島の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ったはずではなかったか?
それにしても「サイゾー」9月号「日本のタブー」特集でも”標的”にされたように、この広島に都内の出版社から「タブー」視する目が次々に向けられているこの現実を、広島市、広島県、あるいは広島商工会議所の関係者はどうとらえているのだろうか?
なお、実話BUNKAタブーでは2015年7月号でも「男気黒田」と球団の関係を特集してこの号は完売した。都内出版各社に聞いて回ると、今後も広島に焦点を当てた同様の特集が中央の雑誌媒体で組まれる可能性は高いという。
広島新サッカースタジアム取材班