サポーターと写真に収まる佐藤寿人
サンフレッチェ広島のFW佐藤寿人の移籍の動きに関して、11月13日早朝、日刊スポーツ電子版などが報じた。
サンフレッチェ広島側はすでに「残留要請」を済ませている。
佐藤寿人はジェフユナイテッド市原、セレッソ大阪、ベガルタ仙台を経て2005年からサンフレッチェ広島で活躍、J2陥落の危機に際してもチームの先頭に立ち、さらには3度のJ1優勝の原動力となるなど、長年、広島の顔として幾多の名場面を生み出した。
2012年、森保監督1年目でのJ1リーグ優勝を遂げた際には22得点で得点王。昨季まで12年続二桁得点のJ記録をマークしていたが、今季はワントップの座を新外国人のウタカに譲り、J1リーグ戦でのスタメン出場は8試合に止まった。ウタカは今季、レアンドロ(ヴィッセル神戸)と並ぶ19得点で得点王。
ただ、今季のサンフレッチェ広島FW陣を見ると、浅野拓磨の移籍によって皆川佑介と宮吉拓実の二人しか実績のある選手がいない。しかも二人ともまだそのポテンシャルを存分に活かしきれておらず、仮にウタカが故障すれば、一気に攻撃陣が苦しくなる状況。そのため、佐藤寿人の移籍が現実のものとなればチームは早急な戦力補強に出る必要があり、佐藤寿人の決断が注目される。
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