第97回天皇杯サッカー選手権大会の広島県代表を決める全広島サッカー選手権大会の決勝が4月9日、広島市安佐南区の広島広域公園第一球技場であり、SRC広島が広島経済大学を3-1で下し優勝した。
SRCは前身の広島教員クラブ時代を含めて、2大会連続4度目の優勝。
昨年の覇者SRCと一昨年の覇者広島経済大学で争われた決勝は前半を0-0で折り返し後半勝負へ。
後半3分、SRC広島はFW横井恵一のフリーキックをゴール正面でMF木下卓哉が頭で合わせて先制点。その8分後、広島経済大学はラフプレーでもらったPKをMF藤山泰雅が決めて試合は振り出しに。
その後はSRC広島の攻撃を広島経済大学が跳ね返して互いに譲らぬ展開になった。
迎えた後半40分、SRC広島はMF堂拓真が相手ボールをカットして中央のDF日高直へ。ゴール正面20メートルのミドルシュートはゴール右上角に突き刺さり、SRC広島が勝ち越した。
さらに試合終了間際にもMF炭廣翔が右足で3点目を叩き込み、昨年の福山大学に続いて今回も大学勢の挑戦を退けた。
広島経済大学は前半シュート4本を放ち、3本のSRC広島を上回っていたが後半はPK以外、一度もシュートを打てなかった。
SRC広島の天皇杯初戦の相手は岡山県代表の三菱自動車水島FC。4月23日に福山竹ケ端運動公園陸上競技場で午後2時キックオフ。
2017年全広島サッカー選手権大会決勝大会、準決勝までの結果
1回戦
SRC広島1-0広島大学
広島修道大学5-1原田鋼業FC
広島経済大学2-1廿日市FC
福山大学2-0富士ゼロックス広島SC
準決勝
SRC広島3-1広島修道大学
広島経済大学0-0(PK5-4)福山大学