黒鷲旗で連覇を果たしたJTサンダーズ(トップ画像説明)
第66回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会第最終日、決勝トーナメント決勝(大阪市中央体育館、5月7日)
この日まで越川さんと走ろうと、それを目指してきました。
そして、ここまで来ました。
試合前の練習での越川さんは、笑顔が優しい感じになってました。この日までちゃんと来た、達成感かなあ。
500人以上のバレーボーラーが関わった今大会。男子チームで残っているのは、JTサンダーズと、対戦相手のパナソニックパンサーズだけです。
決勝戦だけは、普段のVプレミアリーグの試合のように『キッズエスコート』があり、子どもたちと一緒に並んだ選手たちは、いつもより少しホッコリして見えました。リベロ井上航くんは、小学生女子選手と並んでても違和感がないところが、笑える。
試合結果は!
25-23
25-21
19-25
30-32
15-13
フルセットの激闘の末、セットカウント3-2で勝利!見事、優勝!通算4度目、そして黒鷲旗連覇を成し遂げました!
スタメンは、黒鷲旗不動の面子。
WS:越川、山本将平
MB:筧本、中島
S:深津
OP:ルブリッチ
L:井上航
第1セットのセットポイントでピンチサーバーで出た安井は、見事にノータッチサービスエースを奪いました!第3セット終盤は、おやすみ交代で、
深津→井上俊
山本将平→吉岡
越川→安井
井上航→久原 も、出ました。八子もピンチサーバーで出場。
第1セット、第2セットは、Vプレミアリーグのスタメンとほぼ同じ(いや、ゴリ清水が復帰してる分、リーグ開始頃の強さに戻ってる)パナ相手に、この黒鷲旗JTサンダーズは一味違うぜ!ということを、見せつけたセットだったと思います。
シーソーゲームの中から、新戦力のWS山本将平のサーブポイントと守備・L井上航のファインレシーブで中盤から終盤に掛けてジワジワとリードをしていき、セットを獲得。
第3セットは、勝ちを意識してしまうこともあったでしょう。山本将平や越川さん、今日の1.2セットは良いサーブが出てたルーベもサーブミス。そして、焦る深津のトスがネットに近くなってく…。
…ほんとに、魔の第3セット、だな。
第4セットは、気持ちを入れ替えて開始。リードしてたんですよ。でも追いつかれて。逆転。でも、繋げていけてるJTは底力がある!もう一度、追いついて、逆転する力がある。なんどもマッチポイントを握りながら、決めきれなくて、フルセットに。
第5セットは、3-3からスルスルとリードを許し、3-6に。でも、ドラマはここからでした。
ルーベのジャンプフローターサーブで狙いを決め、攻撃の的を絞って仕留める!越川さんの3つのブロックポイントを含め、なんと連続6ポイント。逆転!最後、清水の凄いアタックもあり、追いすがられますが、振り切って、勝利!!
黒鷲旗連覇達成!!
この試合、兄弟対決が2組あったんです。
JTセッター深津 vs パナのセッター深津
JTリベロ久原 vs パナWS久原。
セッター対決は、パナ深津③が第2セット途中で交代となり、兄の勝ち!久原は、弟の方は折角出してもらったのにサーブはフローターで…覇気が足りん気がしました。元気なら兄の勝ちかな。
試合後の監督インタビューで、ビスコ監督が、4年間チームの勝利のために活躍してくれた「コシカワサン」に感謝している、と言ってました。
越川さんのインタビューでは、バレーボールという競技を応援して欲しい、と、日本代表の人も言わないような言葉を言われてました。
越川優選手がJTサンダーズに来てから、JTサンダーズは生まれ変わりました。勝ちに行く、食らいつくチームになりました。
見ていて楽しい!
バレーボールがもっともっと好きになりました。
本当にありがとうございました。
今これだけのプレーが出来る選手を日本代表に招集せずに、誰が日本の男子バレーボールを背負うのか、と思います。まだインドアでやって欲しい気持ちで一杯です。
JTサンダーズも変わっていくと思います。いい方へ。若手が中心になりながら、見る人が応援したくなるようなバレーボールを、していくと思います。
ありがとう!越川優選手!
ありがとう!ルブリッチ選手!
これからも応援するよ!頑張れ!JTサンダーズ!
来週日曜日は、ファン感謝デーです。
(ちゃこ)
【記録】
第66回黒鷲旗 個人賞
⚫︎黒鷲賞(MVP)
JTサンダーズ越川優
⚫︎若鷲賞(新人賞)
JTサンダーズ井上航
⚫︎敢闘賞
パナソニックパンサーズ清水邦広
⚫︎ベスト6
深津旭弘(JT)
越川優(JT)
ルブリッチ・ドラジェン(JT)
山本将平(JT)
清水邦広(パナ)
ミハウ・クビアク(パナ)
⚫︎ベストリベロ賞
井上航(JT)
パチパチパチパチ!!!