東レ戦も持ち前の粘り強さで試合の流れ、引き寄せる
Vプレミアリーグ・セミファイナルラウンド、福岡市民体育館での第2日目、我がJTサンダーズは、レギュラーシーズン4位の東レアローズと対戦。
その結果、 25 - 18、 25 - 18、 25 - 21
セットカウント3-0で勝ちました!!
第1試合で堺ブレイザーズがパナソニックパンサーズ-に0-3で負けて0勝2敗になっていましたので、JTはこの東レ戦に勝てばファイナルラウンドの優勝決定戦進出が決定する状態でした。
試合開始前に、円陣を組んで掛け声を掛けるなど、JTチームの志気の高さがうかがえました。
3セットとも、ファーストテクニカルタイムアウト(どちらのチームが8点目をとった時に、60秒間チーム時間を取る。2回目は16点目。ちなみに、普通に監督が取る場合のタイムアウトは30秒です)の時点では、7-8で東レにわずかながらリードされているんです。セット序盤は、連続ポイントが取れなくて、苦しくて、でもミスをしないようにして離されないようにしていました。
第1セット、第2セットとも、ブロックが決まってくるとJTがリードをして、そして徐々に点差が広がる、という展開でした。
今日はスタメンのミドルブロッカーにベテランの町野を起用。これがバッチリハマりました!
光る町野のブロックポイント
3セットで6本のブロックポイント!クイックに至っては、いいところでトスが上がって、上がれば必ず決めていました!神様町野様でした!
第2セットは劣勢になった東レの監督が3回目のタイムアウトを取ろうとして、遅延行為として反則をとられる、という笑えないハプニングもありました。(監督が1試合で取っていいタイムアウトは2回までです。念の為)東レが第2セットですでにそこまで追い込まれていた、ということですね。
第3セットは、ウィングスパイカーを入れ替えたり、ミドルブロッカーも入れ替えたり、と、東レの監督さんが色々と仕掛けてこられました。が、JTの強力なサーブ(今日もイゴールさんは好調!越川さんも井上さんも良かった!第3セットは、23点目はピンチサーバー安井さんのノータッチサービスエース!)と町野さん安永くんを中心にした13点ものブロック、そして、拾って繋いでは東レの十八番だったはずなのに、負けず劣らずの粘り強いレシーブ!の前には、歯が立たなかったようです。
JT、悲願の優勝へ、まずは前哨戦で弾みを…
これで、第3日、日曜日のパナソニック戦を待たずに、来週東京体育館で行われるファイナルラウンドの優勝決定戦進出が決まりました。
優勝決定戦進出は10年振りになります。今日勝った瞬間、本当に感無量でした。ロビーで、同じくJTサポの福岡の友達と会ったら、感極まって、抱き合って涙が出てしまいました。
パナソニック戦は、優勝決定戦の前哨戦という意味合いも持つことになりました。日曜日も福岡市民体育館から応援いたします!(文責・ちゃこ)