第3レグ 第6戦、対戦相手:ジェイテクトスティングス、2月6日、広島県呉市オークアリーナ
レギュラーラウンド、残るはホームゲーム2試合のみ。7位サントリーとのポイント差は4。自力であと2ポイント取れば、ファイナル6進出が決まります。
第1試合で5位堺が東レに完勝し、上を行くチームの背中が遠ざかる中、今年未だ勝ち星がないホームゲームに挑みました。
試合結果は
25-27
20-25
21-25
なんと!今シーズン初の「1セットも取れない」完敗を喫しました。
JTグリーンの声援は、選手を後押し…というよりプレッシャーを与えているのでしょうか?
JTサンダーズ先発は、
WS:八子・安井
MB:中島・安永
S:深津 OP:レオ L:唐川。
新聞記事では「越川完全復帰」とあったので、当然先発から来るだろうと思っていたので、「あれ⁈」という感じでした。
安永くんに代わって町野さんが入りましたが、第3セットはまた安永くん。
第1セット途中で八子くんが転倒。痛そうだったけど頑張ってましたが、越川さんと交代。第2セットは越川・安井でスタートしましたが、安井さんがスパイク決まらないサーブ取れない…ということで、再び八子くんがコートへ。
第3セット途中から、リベロも唐川くんから久原くんへ交代。
攻撃がことごとく相手ブロックに捕まる。
相手にはフェイントを嫌な場面で何度も決められる。
チャンスボールなのに慌てて吹かす。
粘って繋いだラリーを決めきれず取られる。
ここぞという時のスパイクミス。ネットタッチ。
一体何でそんなにガチガチなんでしょう⁈
試合を見ているこちらが溜息をつきたくなりました。…いや、ついてたかも。多分無意識で。
コート外のチーム席には、内定選手の金子くん(東福岡高校)も来ていたというのに。
画像中央は内定選手、東福岡高校の金子(公式練習で)
八子くんに代わって出てきたので、越川さん大丈夫だと思ってましたが…本当に大丈夫なんだろうか?
相手ブロックに捕まりまくっていたのは、攻撃の組み立てが単純だから、に尽きます。合成に勝った時と同じセッターがトス上げていると思えないくらい。
それなのに、深津さんと交代する要員のはずの井上さんは出る準備をしていなかった。
大体、JTの監督・コーチ・選手は「あ・うん」の呼吸で、タイムアウト取るって時には徳元コーチは既にブザーに手を置いているし、交代を告げられる選手はクイっと呼ばれる前にそろそろ自分に出番か⁈と体を動かしたりしながらゲームを見てる。だから、途中交代で入って力を発揮出来てると思うんです。
…でも井上さんは準備していない。
…攻撃の手札が少ないのは、セッターのせいではないとしたら。
越川さんは今日バックアタックを1本も打っていない。
単にトス回しの問題なのか⁈
それとも事態は深刻なのか⁈
明日の東レ戦の方がジェイテクトよりも苦手にしているだけに、心配です。
今日はジェイテクトのベテランセッター高橋慎治の老獪なトス回しに、センター陣がぴょこぴょこしてしまってて、JTのブロック機能してなかったですね。
動きが鈍かった唐川くんに代わって出た久原くん!良かったです。雰囲気もプレーも。
八子くんを始めとして、いつもはミスが多い安永くんもサーブが良かった。
サーブが良かっただけにブロックシステムが機能していなかったのは痛かった。
相手がフェイントをしてくるのも、万全なスパイクが打てないトスだったせいもあるのに…。もったいなかったなぁ。
第1セットを競り落とした時には勝てていないという「呪縛」が、今シーズン勝てていないホームゲーム、しかも勝ってファイナル6進出を決めなくてはならない、満員の応援に応えないといけない、という何重にもなったプレッシャーで何倍にも膨れ上がって、自滅したように見えました。
明日は、泣いても笑っても、最終戦。勝たないとその先はありません。
プレッシャーに打ち勝つのは、自分でやるほかはどうしようもありません。
笑って終わろう!
そして、次の舞台へ。
明日も現地で応援します。
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ