大規模火災抗議のロンドンデモ数十人が地元役所突入、マツダスタジアム「構造計算書偽装」問題の広島市もやがてそうなる？

ロンドン高層住宅大規模火災、遠景（トップ画像説明、撮影はひろスポ!ロンドン取材班）

大規模な高層住宅火災が起きた英国、ロンドン市内では６月１６日、火災の犠牲者のための抗議デモを行っていた数十人が地元役所内に突入した。

デモ隊に賛同する数百人も、抗議のため役所の周りに集まった。

火災が起きたグレンフェル・タワーは、労働者階級向け住宅地区内にあり、昨年の大規模改装工事の施工方式が延焼に繋がったとの見方が出ている。

警察はこれまでに３０人の死亡が確認されたと発表しているが、行方不明者数は多数いるとされ、その実態ははっきりしていない。

ひろスポ!ロンドン取材班からは、この記事の冒頭にある火災発生当時の街全体を写したロング画像が送られてきた。

住民が火災の危険性を何度も指摘しながら担当部局が動かず、取り返しのつかない悲劇に直結したこの”大人災”。

マツダスタジアムの「構造計算書偽装問題」や「ジャパンパイル杭打ち偽装問題」を放置したままの広島市に対して警告を発する天の声、果たして空耳なのかどうなのか…。

広島新サッカースタジアム取材班

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