大宮アルディージャ戦の前日、移動前の全体練習のあと、ヨンソン監督(画像右)と個別に話をする丹羽。大宮アルディージャ戦でピンポイントクロスを放ち、貴重なゴールをチームとサポーターにもたらした(トップ画像説明)
(明治安田生命J1リーグ第24節、大宮アルディージャ対サンフレッチェ広島、8月26日、NACK5スタジアム大宮)
サンフレッチェ広島はアウェーで”直接対決”の第2ラウンド、大宮アルディージャ戦に1-1で引き分けた。前節、ホームで第1ラウンドのヴァンフォーレ甲府戦に1-0で勝った勢いをそのまま”連勝”に繋げることはできなかった。
およそ2000人ものサポーターがスタジアムに集まり、ゴール裏は紫一色。0-0のまま前半を折り返し、迎えた後半8分、オーバーラップした丹羽からのクロスをパトリックが頭で合わせて先制したが、相手に不用意なFKを与えた後半15分、同点に追いつかれた。
この結果、サンフレッチェ広島は勝ち点1を上積みしただけ。勝てば大宮アルディージャの上にいける大事な90分を勝ち切れなかった。
「それぞれのサポーターにとっても勝点3が欲しかった試合だと思うが、今回は勝点1でも持って帰れて良しとしなければならない」(ヨンソン監督)
これでヨンソン新体制になって6戦を消化して、星取りは●〇△●〇△。結果だけで言えば”まだ乗れていない”。
だが、こうなってくると本当に1試合の重みが違う。あっと言う間に残り10戦となった。
結論から言えば相手がどこであろうと、ヨンソンサンフレッチェに一番欲しいのは連勝である。なるべく早く、ライバルたちの前に躍り出ることである。サポーターもそれを期待して必死の応援を続けている。
パトリックをアシストした丹羽の話
練習はウソをつかないというか、今週ずっとみんなと居残りで練習していたんで、それが結果に表れて良かったな、とは思います。サイドバック、サイドハーフの関係で崩せているので、もっともっと得点に直結するプレーをして貢献したい。うちの失点はセットプレー。勝ち点3だとれた試合だたっと思いますけど、この位置が最後大きな位置に繋がると信じてやっていきたい。
大宮アルディージャ戦を前に、ひとりランニングを続ける丹羽
今節に限って言えばサンフレッチェ広島17位、大宮アルディージャ16位は変わらず。また前節15位のコンサドーレ札幌はベガルタ仙台に1-0で勝って勝ち点23とした。コンサドーレ札幌は、前節14位のヴァンフォーレ甲府が27日に川崎フロンターレと対戦するため暫定で14位に浮上した。
J1リーグ残留争い順位(暫定)
順位 クラブ名 勝ち点 勝ち数 引き分け数 負け数 得失点差
14位 コンサドーレ札幌 23 6勝5分け13敗 -14
15位 ヴァンフォーレ甲府 20 4勝8分け11敗 -13
16位 大宮アルディージャ 20 5勝5分け14敗 -21
17位 サンフレッチェ広島 19 4勝7分け13敗 -15
18位 アルビレックス新潟 10 2勝4分け18敗 -33
サンフレッチェ広島は次節、9月9日のアウェー戦、アルビレックス新潟戦からリスタートする。ここまでの6戦を”爆発力”に変える日が2週間後、ということになる…。
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