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2017年12月05日
編集部

サンフレッチェ広島、「新しい体制で」(久保会長)「原点に戻る」(足立強化部長)そしてムービングサッカー復活へ城福浩氏に白羽の矢!!!

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久保允誉会長
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12月4日に広島市内で開催された「感謝の夕べ」で関係者にあいさつするサンフレッチェ広島の久保允誉会長、織田秀和代表取締役社長(右端)は12月いっぱいで退任、ヤン・ヨンソン監督(左端)はこの日をもって退任、来季に向けての新体制構築が急がれる

 

 

サンフレッチェ広島の新監督に、城福浩氏の就任が決定的となった。

12月5日付の地元紙、中国新聞が報じ、ネットニュースでも報じられた。

城福氏の名前は12月2日、サンフレッチェ広島の今季最終戦、柏レイソル戦があった日立サッカー場の取材現場でもその名前が挙がっていた。

7月に森保監督を解任してクラブOBのヨンソン監督に「J1残留への道」を託したサンフレッチェ広島は、ぎりぎりのところでその目的を果たした。

ヨンソン監督は「攻撃は最大の防御」をテーマに緊急来日したが、チーム状況、残留への可能性を探る中で「ディフェンス重視」の戦術に重点を置き19節以降の16試合を戦った。

結果は6勝4分け6敗。28節でコンサドーレ札幌相手に1-1で引き分けたあと、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、浦和レッズ相手に0-2、0-3、0-1のスコアで3連敗。J1陥落が目の前に迫る中、最後はヴィッセル神戸、FC東京に2-1のスコアで連勝してJ1残留を決め、最終戦の柏レイソル戦は0-1で敗れた。

ヨンソン監督の”続投”が規定路線となる中で、最後にクラブ側が最大限に重要視したのは「ゼロの意識、リスタート」(足立修強化部長)だった。

その結果、織田秀和代表取締役社長とヨンソン監督の辞任が相次いで発表され、新監督として城福浩氏に白羽の矢が立てられた。

 

久保允誉会長の話

「新しい体制の中で育成型のチームをもう一度構築し直そう、そしてサンフレッチェの理念であるサッカーを通じで感動と夢を与え、地域社会に貢献する思いを改めて強く持って経営に携わりたいと思います」

足立強化部長の話

「ほんとに苦しいシーズンでした。これが現実かなと意識しないといけない。改めてJリーグは戦国時代。力も拮抗していますし、常に進歩していなないといけない。どのクラブも命懸けでやられている。その中で我々、残留したことはクラブの財産になると思っています」

「前線の選手、寿人選手もウタカ選手もいなくなり…。優勝した2015年から前線の選手がいなくなった中でやりくりしながらでしたが、何とか広島のために頑張れる選手を集めたつもりでした」

「しかし開幕からの3試合で勝ち点が拾えなかったことが大きな要因だったのではないか?そこで選手も我々も疑心暗鬼になった、やりながら自分たちが自信を喪失していった状況でした。その中でもがきながら戦って、監督交代してヨンソンさんに守備の構築から入っていらだき、まず失点しない、負けないサッカーに舵を取りました」

「それに対してヨンソン監督も短期間で戦術を替え、選手をフラットに見てくれて、選手たちもそれによく応えて、プライドも何もすべて捨てて、広島のため、J1残留のために必死になった後半戦だったかなと思います」

「ヨンソン監督には素晴らしい仕事をしていただきました。うちのOBとは言え、20数年が経ち何も知らないところに来たも同然だったのですが、紫の魂、血を持ってクラブのためにひとりで乗り込んで下さり、知らない選手、スタッフの中よくぞまとめていただきました。J1残留に導いていただいた最大の功労者で最大の敬意を表したいと思います」

(その中での監督交代については)「確かに残留という第1目標は達成、最大のミッションはやり遂げていただき感謝の言葉しかありませんが、その一方でもう一度、我々は来季へ向けここで原点に戻らなけばいけないなと改めて思いました」

「ヨンソン監督に作っていただいたディフェンシブなバランスの取れたフットボールを踏まえ、広島らしく、サンフレッチェらしく、攻撃的なサッカーもしなきゃいけない。さらに選手を期限付き移籍で出したりいろいろあった育成ももう一回やり直していかないといけない。もう一回ゼロからのスタートということで、こういう形になったと思います」

「今まで積み上げてきたずべてのものを維持しながら、育成も含めてもう一度ゼロからスタートしたい。そして、ベテランも若手ももう一度育てていく。基本に戻ってやっていきたい。(新監督にも)サンフレッチェらしさ、育成。そして、攻撃重視のDNAを持った選手たちやヨンソン監督のDNAを受け継いだ選手に攻守に渡ってバランスの取れた指導を求めたいですね。フットボールをもう一度ゼロから指導していただく、叩き込むという方向性ですね。期間はちょっと分かりませんが原点に戻る方向性を持った方ということです」

 

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