通算500試合出場達成の朝山正悟兼任ヘッドコーチ(トップ画像)
広島ドラゴンフライズは3月28日、奈良県大和郡山市の大和郡山市総合公園でバンビシャス奈良と対戦、第4クォーターに入ってやや受け身に回ったが最後は相手の反撃を振り切り79-71で勝利した。
3月24日、25日の香川ファイブアローズ戦連勝から中2日での白星で24勝23敗となり貯金1。チームの3連勝は2017年12月2日、3日、9日以来。
朝山正悟兼任ヘッドコーチはこの試合で、B2個人通算得点、通算1000得点 (Bリーグになってからの記録)と、個人通算出場試合数で通算500試合出場(Bリーグ以前からも含まれる)を達成。
通算500試合出場は大記録で、広島ドラゴンフライズでは#5山田大治 に続いて二人目。
B2第25節 GAME
広島ドラゴンフライズ79-71バンビシャス奈良
1Q:19-17
2Q:24-18
3Q:24-18
4Q:12-18
シーズン成績:24勝23敗(B2西地区4位)
【スターター】広島:#0ジャマリ・トレイラー、#5山田大治、#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也
奈良:#0澤岻直人、#6チリジ・ネパウエ、#13小松秀平、#15寺下太基、#24本多純平
試合は、第1クォーター、手堅くインサイドを攻めて、ディフェンスではゾーンディフェンスも使いながら、奈良を中に入れさせない。田中の3P、スティールからの坂田のファストブレイクにアシスト。替わって入ったコッツァーのインサイドも機能して19-17。
第2クォーター。朝山のアシストからコッツァーがAND1を獲得するも、奈良#23ドラードの得点、オフェンスリバウンドで流れをつかまれると、#2ハミルトンのジャンパーで逆転され、ディフェンスが遅れたところを#33喜久山の3Pでリードを奪われてしまう。
ここで朝山がタイムアウト。これで仕切り直し。広島はトレイラーをコートに戻して、高さのある奈良に対抗する。流れが良くなった広島は田中が怒涛の3Pショットを決める。立て続けに4本!一気に40-30までリードを広げた。さらに、B2個人通算1000得点となるジャンパーを朝山が決めて、43-32とリードを奪って後半へ。
第3クォーター。コッツァーのリバウンドからの得点、さらに坂田のセカンドチャンスポイントで良い入り。奈良のタイムアウト明けにも坂田が3Pを決めていく。しかしドリスドムが入って、山田がビッグマンにマークについた辺りから流れが悪くなり、奈良#6ネパウエのダンク、スティールからの#24本多の速攻とディフェンスが崩される。16点あったリードが10点に。50-60。それでもドリスドムの得点で67-53で最終クォーターへ。
大事な10分間。朝山が3Pを決めるが、最終クォーターは奈良ペース。リバウンドから流れを作られてしまう。広島は得点が出せない重い展開の中、奈良#23ドラードの得点で73-63。ターンオーバーから奈良#13小松の3Pが決まって朝山HCがタイムアウト。
しかしタイムアウト明け北川がターンオーバーとアンスポーツマンライクファウルを取られて追い上げられる。68-73。あわやの展開に。ところがここから奈良のオフェンスに攻め急いだのかミスが出て、広島は救われる。最後は時間が無くなり追い上げを振り切って79-71で逃げ切った。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#24田中成也19点
#42ケビン・コッツァー18点
#7坂田央12点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー 7リバウンド
#42ケビン・コッツァー 7リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 5リバウンド
#5山田大治 5リバウンド
◆アシスト
#11北川弘7アシスト
#3テレンス・ドリスドム6アシスト
バンビシャス奈良
◆得点
#6チリジ・ネパウエ 17点
#23ジョシュア・ドラード 17点
◆リバウンド
#2ゲイリー・ハミルトン8リバウンド
#23ジョシュア・ドラード 8リバウンド
#6チリジ・ネパウエ 6リバウンド