灼熱の7月・８月首位快走へ…サンフレッチェ広島、あす７月２２日の名古屋グランパス戦でベリーシャ試運転…

2018年07月21日: 編集部

笑顔でメディアの質問に答えるベリーシャ（トップ画像）

サンフレッチェ広島は７月２１日午前中、広島市内でおよそ１時間の非公開練習を行いアウェー戦に備え新幹線で名古屋入りした。

報道陣シャットアウトの「城のカーテン」はもう珍しいものではなくなったが、Ｗ杯中断期間明けの前節、ガンバ大阪戦にホームで４－０勝ちを収めた城福浩監督には非公開にすべき明確な目的があった。

…そのひとつが中断期間中に獲得した新外国人FWベリーシャの起用法をどうするか？ガンバ大阪戦２得点のパトリック、１得点の工藤壮人らとの組み合わせをどうするか？そして酷暑の７・８月、難しいかじ取りを迫られる過密日程を乗り切るための選手起用をどうするか？

第３節から延々と白星に見放されている最下位の名古屋グランパスが相手でも、城福浩監督は「ストロングのレベルはＪ１の中でも高い、今の順位は関係ない、ディフェンスも攻撃的で特徴のある選手が揃っている」と警戒レベルを緩めるようなことはしない。

…なので、練習はクローズドは当然。それでもベリーシャについて聞かれると「この日本の夏にアジャストするのは難しい」と前置きした上で「ただ空気が変わるのでオプションとして持っておけば選択肢ができるなと…」と名古屋遠征帯同の狙いを”解説”した。

ちなみにベリーシャの出身地、コソボ・プリシュティナの夏の平均気温は２８度前後、となっている。

ベリーシャの話
ピッチに立つための準備はできた。チームのやり方に自分が適応していくことがすごく大事だと思っている。パトリック、工藤の二人ともアジャストしていきたい。チームは今、ナンバーワンの位置にいる。あすはまた大阪戦とは違うゲームになる。毎試合ゲームは違ってくる。自分ができることをしっかりやっていくのがモットーのハングリーストライカーだ。

ベサルト・ベリーシャ、プロフィール
■氏名
ＢＥＳＡＲＴ　ＢＥＲＩＳＨＡ

■生年月日
１９８５年７月２９日（３２歳はFW陣最年長）

■出身地
コソボ・プリシュティナ

■身長／体重
１８４ｃｍ／７７ｋｇ

■背番号
１６

■サッカー歴／出場記録
２００３～２００４年　テニス・ボルシア・ベルリン（ドイツ５部）４試合出場　１得点

２００４～２００５年　ハンブルガーＳＶ（ドイツ３部）
オールボー（デンマーク１部）２試合出場　０得点

２００５～２００６年　ホーセンス（デンマーク１部）３２試合出場１１得点

２００６～２００７年　ハンブルガーＳＶ（ドイツ３部）１２試合出場　１得点

２００７～２００８年　バーンリー（イングランド２部）

２００８年　ローゼンボリ（ノルウェー１部）８試合出場　３得点
２００８～２００９年　バーンリー（イングランド２部）
ホーセンス（デンマーク１部）１３試合出場　４得点

２００９～２０１１年　アルミニア・ビーレフェルト（ドイツ２部）２８試合出場　２得点