川崎フロンターレ戦に備え、笑顔で練習のピッチに向かう馬渡和彰(左)と渡大生(中央)
サンフレッチェ広島は8月18日午後から、明治安田生命J1リーグ第23節、川崎フロンターレ戦に備え前日練習した。メディアに公開されたのは、これまでどおり冒頭の5分間だけ。2位につける強敵をホームに迎える大一番に向け万全の準備、となったはずだ。
J1リーグは全34節。早くも残り3分の1。サンフレッチェ広島は前節、FC東京に代わって2位に浮上した川崎フロンターレとの直接対決に勝てば、首位快走ムードにいっそうの拍車がかかる。
川崎フロンターレは台風の影響で1試合未消化で現在、勝ち点40。サンフレッチェ広島は勝ち点49。
ただし、この”直接対決”は甘くない。
3月31日、等々力陸上競技場での第5節。サンフレッチェ広島は川崎フロンターレに1-0で勝利したものの、終了間際、オフサイドの判定に救われた。
後日、日本サッカー協会の審判委員会では「誤審」と結論づけられたから、当然、川崎フロンターレは”トップギア”でエディオンスタジアム広島に乗り込んでくる。
サンフレッチェ広島はW杯中断期間明けから7試合で、〇△●〇△〇△。連勝がない。W杯前には3連勝、5連勝、4連勝があった。
城福浩監督が後半戦を迎えるに当たり常に危機感を抱いてきたのも頷ける。
J1優勝への近道は連勝することだ。中断期間明け4勝1分け1敗の川崎フロンターレとの90分間、多彩な攻撃パターンを有する相手をいかに封じ込めることができるか…
サンフレッチェ広島と川崎フロンターレのコラボグッズが試合会場で販売される