カープファンが「丸くん、どうなるんじゃろ…」と固唾をのんでその動向を見守っている。
一方、巨人の山口寿一オーナーは11月28日、記者に囲まれ「たやすく獲得できるとは思っていない」とコメントした。
ところで、以前にも紹介したが、改めて事実のみ記す。
1年前の今ごろ、週刊新潮(10月19日号)が球界の衝撃的な事実を暴露した。
表に出るはずのない「2017年契約更改アンケート結果」がそのまま同誌に掲載されたのだ。
「2017年契約更改アンケート結果」の資料には日本プロ野球選手会のロゴマークがついていたという。要するに選手会が主体となって、選手に契約更改について、アンケートを実施したということになる。
アンケートの内容は…
年俸金額に満足か? サインをしなければプレッシャーがあるか? など9項目でそれぞれについて選手が5段階評価する。
一番いい結果となったのがソフトバンク。逆に9項目中7項目で最下位だったのがDeNAだった。
ベイスターズの親会社がTBSからDeNAに変ったのは2011年オフ。TBS時代というのは11年間しかなかった。そのうち最下位8回。放送局が他の事業に手を出すととんでもない事態になる典型的なケースとなったかっこうだが、そんなバタバタ感満載?の中でプレーする選手に、いろいろなものが鬱積するのは当然か?
そのチームが昨季は年俸満足度でも12球団1位のソフトバンクと日本シリーズで渡り合った。拍手ものだ。
ところで、このアンケートで下位にいる球団はほぼ決まっている。
DeNAのほかに、楽天、オリックス、そして広島。そんな中「査定方法は理解できているか?」の項目ではDeNA、広島、ロッテがワースト3になっていた。
そのせいかどうなのか?広島球団ではマツダスタジアムで年俸の査定方法についての説明会を開催した。
また地元の中国新聞でも関連の記事が急きょ連載された。
1年前の週刊新潮(10月19日号)では、ソフトバンクが2011年からプレーをポイント制にして、1ポイント15万円というようにシンプルな形に移行したことも紹介されていた。選手もその数字を把握しているなら、家に帰って自分自身の「傾向と対策」に知恵を絞ることも可能だ。
1年前の週刊新潮(10月19日号)において広島の記事には「説明いっさいなし」の見出しがついていた。そして「昔ながら」の査定方法を続けている球団として阪神、中日、広島を挙げていた。さらに「査定は本当に分かりにくかった」との元広島投手の言葉も添えられていた。
なお、「球団の説明は理解できているか?」「球団の説明はわかりやすいか?「査定方法は理解できているか?」「プレーは評価されているか?」の4項目において四冠!?はソフトバンク。
阪神がそのうち3項目で2位、または3位。中日が1項目で2位、日本ハムと巨人と広島が1項目で3位。広島は「球団の説明はわかりやすいか?」では12球団中3位と選手に高く評価されており、ワースト3になった「査定方法は理解できているか?」と2局化した形になっていた。
そして同じく1年前の契約更改で丸がニコリともしなかったことを多くのメディアが綴っている。
その代表例として日刊スポーツの記事をここに紹介する。
www.nikkansports.com/baseball/news/201712160000086.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=20181128-00405332-nksports-base
さらに詳しく…
ひろスポ!共有コンテンツの携帯サイト「田辺一球広島魂」、誰も知らない!?カープナインの365日連載中
hirospo.com/pickup/3371.html
ひろスポ!関連情報
マツダスタジアムまで3分、空きあれば当日ドミトリー宿泊も!インバウンド対応のゲストハウス「RED HELMET HOUSE & SPORTS CAFEBAR・ HIROSHIMA」…R・H通信#2
hirospo.com/pickup/49027.html