ホームゲーム、今季初の連敗…(トップ画像はフライガールズ)
広島ドラゴンフライズは12月16日、福山市の福山ローズアリーナで金沢武士団とのB2第13節 GAME2に臨み、チームの創生期を支えた柳川龍之介に18点を決められるなどして80-89のスコアで敗れた。
61-64で迎えた最終クォーター、一度も追いつくことができず、逆転のドラゴンフライズが影を潜めたまま、年内残り4試合となった。
2連勝を狙ったはずのホームゲームに連敗、通算でも4連敗を喫した広島ドラゴンフライズは今節、香川ファイブアローズに連勝した島根スサノオマジックに16勝8敗、勝率・667では並ばれた。当該クラブ間の対戦した勝率によりB2西地区2位は変わらず。
しかし、西地区首位を行く熊本ヴォルターズも今節、仙台89ERSに連勝したため、首位のとゲーム差はあっという間に3に広がった。
B2 第13節 GAME2
広島ドラゴンフライズ 80-89 金沢武士団
1Q:23-24
2Q:19-14
3Q:19-26
4Q:19-26
入場者数:2,080人
対戦成績:16勝8敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
金沢:#1デンゼル・ボウルズ、#3ライアン・リード、#5柳川龍之介、#22武田倫太郎、#38井手勇次
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー30点
#24田中成也14点
#3岡本飛竜 13点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー12リバウンド
#12エリック・トンプソン7リバウンド
金沢武士団
◆得点
#1デンゼル・ボウルズ27点
#38井手勇次21点
#5柳川龍之介18点
#3ライアン・リード16点
◆リバウンド
#1デンゼル・ボウルズ12リバウンド
#38井手勇次9リバウンド
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「後半にディフェンスが崩れてしまった。何試合か続いているところが自分達の力。前半戦で連勝を続けていたのも自分達の力だと思うが、今はディフェンス面で失点が多い。その現状を受け入れ、乗り越え練習で何をしないといけないのか確認し強い広島を取り戻せるようにやっていきたい」
広島ドラゴンフライズ・朝山正悟主将
「言い訳をしない、下を向かないはみんな分かっていると思う。何を言っていても来週試合はまた来る。最後までやりきることに関しては変わらない。ただ、勝ちか負けかは必ず結果として出てくるもの。そこに対していかに全員でやれるか確認すべき」
広島ドラゴンフライズ・山田謙治
「ディフェンスの部分が一番の改善点で、良いリズムを作れない一つの要因だと思う。そこをもう一度準備していきたい。得点源でもある朝山選手、トレイラー選手を封じられると点数が伸びないことが現状でそこに頼りすぎている。今後チームとして成長する為に臨機応変な対応が求められてくる」
金沢武士団・堀田剛司ヘッドコーチ
「苦しいゲーム展開の中、我慢強く、最後まで集中力を切らさず闘えた。チームがディフェンスを頑張った証拠がこういう結果になったかなと思います。今日に関しては2桁得点が4人出たところがチームにとってプラスになった。 チームに勢いが出てきたのでこれを継続し次節も勝ちきれるようにしたい」