カール・ランドリー、注目のデビュー戦(トップ画像)
広島ドラゴンフライズは2月3日、呉市総合体育館で第20節GAME2の愛媛オレンジバイキングス戦に臨んだ。
朝山正悟を欠くGAME1は残り7秒からの1点差負け。しかもジャマリ・トレイラーが負傷。この日は、1月29日に新加入会見したNBA通算513試合のカール・ランドリーをスタメンに起用した。
第1クォーターはカール・ランドリーの得点でスタートしたが22-27。第2クォーター24-21、前半は46-48。第3クォーター21-20、1点ビハインドで最終クォーターに突入したが18-22で競り負けた。
カール・ランドリーはさすがの33得点デビュー。しかし2日連続の90失点以上は本来の広島ドラゴンフライズの形ではない。攻守のカナメである朝山正悟のいないコートをどうするか?今後の戦いに向けての重要な課題が浮き彫りになった。
愛媛オレンジバイキングスのアンドリュー・フィッツジェラルドは前日の41得点からさらに大幅上積みの58得点で、これはB2 2018-19シーズン 1試合最多得点、なおかつB2リーグの最多得点…
ライバルの熊本ヴォルターズ、島根スサノオマジックはともに今節連勝で、西地区首位の熊本ヴォルターズ、2位の島根スサノオマジックまで広島ドラゴンフライズは2ゲーム差をつけられた。
広島ドラゴンフライズは25勝12敗。ワイルドカードも10敗の島根スサノオマジックに次ぐ2位で、すぐ後ろには13敗に茨城ロボッツ、14敗Fイーグルス名古屋と仙台89ERSが控えている。
B2第20節GAME2
広島ドラゴンフライズ85 -90 愛媛オレンジバイキングス
1Q:22-27
2Q:24-21
3Q:21-20
4Q:18-22
入場者数:2,258人
対戦成績:25勝12敗
【スターター】
広島:#1村上駿斗、#3岡本飛竜、#4ターレル・ミラー、#14カール・ランドリー、#24田中成也
愛媛:#2堤啓士朗、#9矢代雪次郎、#10アンドリュー・フィッツジェラルド、#16笠原太志、#30ラキーム・ジャクソン
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#14カール・ランドリー33点
#4ターレル・ミラー 17点
#24田中成也 11点
◆リバウド
#14カール・ランドリー 10リバウンド
愛媛オレンジバイキングス
◆得点
#10アンドリュー・フィッツジェラルド 58点
#16笠原太志 11点
◆リバウンド
#10アンドリュー・フィッツジェラルド 19リバウンド
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
昨日、今日と続けて90点台の失点をしているのでここの部分をしっかり修正したい。オフェンスは朝山選手、トレイラー選手と中心選手が不在でも85点取れているのでまた来週に向けてディフェンスの部分をしっかり修正し茨城戦に備えたい。
広島ドラゴンフライズ・カール・ランドリー
勝ちきることが出来ず悔しさもあるがまず、自分としては大好きなバスケットの世界へ帰ってきた喜びを感じていた。会場へ多くの方に足を運んで貰いアリーナの雰囲気も素晴らしい。ファンの方の期待に勝利で応えることが出来なかったことが悔しい。
愛媛オレンジバイキングス・リチャード・グレスマンヘッドコーチ
今日の試合だけでなく昨日の試合も愛媛が勝つことができ、チームにとって大きな2試合となった。今シーズン強いチーム相手になるとなかなか自分たちの持ち味を発揮出来ずにいたが、こういう勝ちを広島からあげれた事が大きい。今シーズンで一番良かった2勝だった。