Vプレミアリーグ・ファイナルラウンド、福岡市民体育館での最終日、我がJTサンダーズは、レギュラーシーズン1位のパナソニックパンサーズとの対戦しました。
昨日の段階で2勝0敗のパナソニックとJTが「優勝決定戦」へ、0勝2敗の堺と東レが「3位決定戦」に進むことが決まっていました。そのため、お互いに来週の対決を見越しての選手起用になりました。
勝つ方がいいに決まっているけれど、勝っても負けても順位には関係がないので、そうなるのでしょう。
優勝決定戦、前哨戦は互いに様子見で…
JTは、昨日までの選手登録から、八子くんと安永くんが外れ、ミドルブロッカーにはベテランの域に入りながら今シーズン、昨シーズンとも出場機会に恵まれなかった石橋健選手が登録されました。
八子くんの代わりのスパイカーは登録せず、JTにはセッターが3人いるのですがそれを全て登録しました。イゴールさんはベンチには入りましたが、今日のゲームには出場せず。越川さんは全セットに出場しました。
試合は…、17 - 25、25 - 22、25 - 21、19 - 25、15 - 11の3-2でJTが取りました。福岡シリーズは3戦 3勝で終了しました!!
今日のパナソニックは、第1セットはフルメンバー(清水、福澤の日本人二枚エースと助っ人のダンチ)でしたが、第2セットからは、清水と正セッター、キャプテンを残し、控えの若手と交代。
対するJTも、第1、2、3セットはオポジット(スーパーエース、いつもはイゴールさん)に安井さんを起用。第4セットの途中からはベテランの神田さんを起用。
スパイカーには越川さんとその対角に國近さん(いつもは守備固めに出ている。守備は良いJTのキャプテン。攻撃力が弱いのが玉にキズ)
セッターには深津さん。(第1セットは奇しくも“兄弟対決”となりました。軍配は残念ながら三男…)第4セット途中からは菅さんが入りました。
ミドルブロッカーには昨日、大活躍の町野さんと地元江田島市出身の筧本くん。筧本くんはサーブの調子も悪く、第1セット最後から石橋さんに交代してました。
JT、若手台頭で選手層に厚み
レギュラーシーズンの最終戦も同じような“消化試合”“若手対決”となり、結果あっさり負けて、新聞に「若手対決では太刀打ち出来ず。若手育成という課題が残った」と書かれました。
でも今日の試合を見たら「JT、層厚いよ。特に、他のチームが苦労している“ミドルブロッカー”と“セッター”が」と思ってしまいました。
越川さんの加入、八子くんの復調、小澤くんの台頭で出番がすっかり無くなってしまった“超”ベテランの甲斐さんが、安永くん筧本くんの成長、中島くんの加入(内定)でこれまた出番が無くなり、ずっとベンチ外にいた石橋さんの活躍を、自分のことのように満面笑み!で見ていて、石橋さんがクイックを決めて(多分、2シーズン振りのスパイクポイント)甲斐さんの方を向いて、すっごい嬉しそうにガッツポーズ!!したのを見て、涙が出そうでした。
来週は東京体育館で最後の決戦です。
まだ経験したことのない『優勝』に向かって!!
猫田さんの悲願が叶いますように!!
来週の、東京にも参戦致します!
目の前で、初優勝の瞬間が見れますように!!(文責・ちゃこ)