勝負強いバットに…
4月3日 ○3-2中日、ナゴヤドーム
通算2勝3敗(先日の最下位から中日、DeNA、阪神と同率3位へ)
18時開始・2時間57分、2万9198人
相手先発 吉見5回3分の0、無失点
本塁打 鈴木2号③
出場登録 野村
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター野間
四番ライト鈴木
五番ファースト松山
六番レフト西川
七番サード安部
八番キャッチャー会澤
九番ピッチャー○野村7回77球3安打1失点(自責1)
フランスアH
中崎S(3試合1敗1S)
七回の攻防を鈴木のひと振りで制した広島が連敗を3で止めた。前日、継投策が冴えて2勝2敗とした中日・与田監督は、2016年以来の「貯金1」を逃した。
中日先発の吉見に広島打線は毎回の8安打を浴びせたが得点ならず。六回は二死一、三塁まで攻めつけたが、救援した谷本にかわされた。
七回も中日3番手の祖父江の前に簡単にツーアウト。しかし、菊池が猛打賞となる左中間二塁打で突破口。野間も粘って四球を選び”四番勝負”をお膳立てした。
前日、八回の二死三塁で祖父江のスライダーに手を出してハーフスイング三振に倒れた鈴木はバックスクリーンへの決勝3ランでお返し。祖父江が両手を膝につくのとは対照的に一塁ベース手前と一、二塁間で二度、その感情を身体で表した。
祖父江、加藤の中日バッテリー対広島四番。
前日はスライダーストライク、スライダーボール、真っ直ぐストライクのあと外角ボールになるスライダー。この日は初球スライダーが低目に外れたあと、一番打球が飛びそうなところに入った真っ直ぐが両者の明暗を分けた。(ひろスポ!・田辺一球)