完成披露式でのテープカット、画像中央が越智光夫学長
国立大学法人 広島大学と公益財団法人 広島県サッカー協会が共同で整備を進めていた、東広島キャンパス内広島大学南グラウンドの人工芝サッカー場が4月3日、正式にオープンした。
事業費は6千万円で、その3分の1は広島県サッカー協会が負担した。世界大学ランキングで「トップ100」を目指す広島大学では平和を希求し国際舞台で活躍できる人材の育成を目指しており、サッカーを通じて平和の尊さを発信していくことにも力点を置く広島県サッカー協会の思いと重なった。県内初のこうした試みが大きな成果となって実を結んだことは意義深い。
新サッカー場は「東広島ドリームフィールド」と名付けられ、105メートル×68メートルのフル規格。大学の授業、課外活動、広島県サッカー協会主催の大会などで使用され、ユース世代の公式戦も予定されている。
広島大学の越智光夫学長は完成披露式であいさつ。「広島はご存じのとおり、サッカー王国として大変有名な県ですがサッカー場が少なく試合も練習もやりにくいという環境にあります。そういう中で広島県サッカー協会さんに決断していただきました」と説明。「多くの人にこのサッカー場が利用され、広島県のサッカーのレベルが上がることを心より祈っております」と話した。
広島県サッカー協会の野村尊敬最高顧問は「越智学長にご理解しただき立派なグラウンドができたことを喜んでおります。広大の大学優勝、そして社会人やきょう来ている日本一のサンフレッチェユースなどがこの場を利用することで、広島県のサッカー、日本のサッカーが大きく飛躍するように」と期待を寄せた。
このあとさっそく真新しいピッチを使っての広島大学とサンフレッチェ広島F.Cユースとのテストマッチが行われ、選手たちは存分にプレーできる環境で熱戦を展開した。
記念撮影
越智光夫学長によるキックインセレモニー
豪快な一撃がゴール左隅に決まって拍手喝采…
広島大学とサンフレッチェ広島F.Cユースの一戦
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