日本サッカー協会は5月7日、ポーランドで23日に開幕するU-20ワールドカップの代表メンバー21人とそのスケジュールを発表した。
サンフレッチェ広島からはMF東俊希手が選出された。
サンフレッチェ広島F.Cユース出身の東俊希は7月で19歳。2018年10月から11月にかけて開催されたAFC U-19選手権インドネシア2018でグループステージ3試合中2試合と準々決勝、準決勝にサイドバックとしてスタメン出場、本大会(FIFA U-20ワールドカップポーランド)に進むための条件である日本のベスト4進出に貢献した。
高卒1年目の今季は、2月19日のAFCチャンピオンズリーグプレーオフ、チェンライ・ユナイテッド戦を皮切りに、J1リーグ戦4試合とACL4試合に出場しては5月1日にはプロA契約を締結。3月12日のACLメルボルン・ビクトリー戦ではホームスタジアムのサポーターの前で会心のゴールも決めている。
東俊希のコメント
U-20日本代表メンバーに選出されて、とても光栄です。素晴らしい舞台でプレーできることを嬉しく思いますし、世界を相手に自分の力がどこまで通用するのか楽しみです。
そして、チームみんなで日本の歴史を作りたいと思います。日本を代表して日の丸を背負って戦ってきます。応援をよろしくお願いいたします。
一方でサンフレッチェ広島のゴールを開幕から守り続けるGK大迫敬介は今回、招集されなかった。大迫敬介はサンフレッチェ広島F.Cユース出身の高卒2年目で7月で20歳になる。AFC U-19選手権インドネシア2018には東俊希とともに招集され、グループステージ1試合でスタメン出場した。
関係者の話しを総合すると、大迫敬介は来月上旬のトゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表も飛び越えて、フル代表に呼ばれる可能性もあるという。
なお、U-20の影山雅永監督は1998年~2000年にFCケルンB-Jugend(ドイツ)を指導したあと2001年~2005年にサンフレッチェ広島のトップチームコーチ。2004年1月に現役引退後、強化部コーチとしてサンフレッチェ広島に戻っていた森保一代表監督と”被って”いる。