画像は城福浩監督
サンフレッチェ広島は12月8日午前中、城福浩監督の2020シーズン契約更新を発表した。
城福浩(じょうふく・ひろし)監督プロフィール
■生年月日
1961年3月21日(58歳)
■出身地
徳島県
■選手歴
1983年~1989年 富士通サッカー部(JSL2部)
■指導歴
1993年~1995年 富士通サッカー部 コーチ
1996年 富士通サッカー部 監督
1999年 FC東京 育成普及部長
ナショナルトレセンコーチ
2000年~2006年 FC東京 育成部
2001年 U-20日本代表 テクニカルスタッフ
2002年 U-14日本選抜 監督
2002年~2003年 U-15/16日本代表 監督
2005年~2007年 U-15/16/17日本代表 監督
2007年 FC東京 強化部
2008年~2010年 FC東京 監督
2012年~2014年 ヴァンフォーレ甲府 監督
2016年 FC東京 監督
2017年 日本サッカー協会
関東地域統括ユースダイレクター 兼 ナショナルトレセンコーチ
S級/A級ジェネラルライセンスインストラクター
2018年~ サンフレッチェ広島 監督
■2019年成績
J1リーグ 6位
JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝
天皇杯 ラウンド16
AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16
城福浩監督は就任1年目の2018年シーズン、J1リーグ戦で2位までチームを引き上げた。
勝ち点57、17勝6分け11敗、47得点35失点、得失点差+12だった。
今季は勝ち点55、15勝10分け9敗、45得点29失点、得失点差+16だった。
残り5試合の時点ではまだ3強、もしくはそれ以上を狙える可能性があった。しかしラスト5戦は△●△●○で届きそうだったACL圏内も逃した。
今季は開幕5戦負けなしで第6節、第7節は首位にいた。そのあと8位まで後退したが、また11戦負けなしで4位まで浮上した。上位争いしつつ、ACL、カップ戦でもどんどん選手に経験を積ませて、総合力を引きあげることを目標とした。
よって、今季を終えた城福浩監督のコメントの中には次のようなものもあった。
「自分の中では、リーグ戦とACLをほんとに痺れる中で戦っていた中で、あの選手層が底上げされる勢いから、後半戦はやはりちょっと勢いが落ちたかなと。カップ戦で我々が思い描いたような進め方をすべてできなかった。もちろん全部、上に行ってもおかしくないゲームはできたと思います。でも現実として行けなかった。というっことはその分、試合数が減るわけです。やはり痺れるような試合をして、そこで自信を持ち勝ち取った選手がリーグ戦のメンバーを脅かしていくと、それを最後まで続けたかったという意味では、年間を通じてギリギリな戦いをしたかったなというのが本音です」
また城福浩監督はこうも言った。
「僕はそこを意識しているわけじゃないけども、きょうの最終節の平均年齢は26・0。おそくらく去年の最終節から言うと5歳若返っている。それぐらいやった選手は年齢にかかわらず出してきたし、それを簡単に譲らないベテラン、中堅がいると、このサイクルは(来季も)年間を通したいなと思います」
昨季の最終節スタメンは…
林、野上、千葉、佐々木、馬渡、青山、森崎、柏、柴崎、川辺、ティーラシン。平均年齢は30・7歳だった。
ちなみに最終節の他のクラブも調べてみた。
最終節を終えての順位とスタメン平均年齢は次のとおり。サンフレッチェ広島の若返りは極端なほど、である。要するに来季に向けての期待度、大…
1)横浜M 26.27
2)FC東京 27.55
3)鹿島 27・91
4)川崎F 28.09
5)C大阪 28.82
6)広島 26.00
7)G大阪 29.00
8)神戸 29.82
9)大分 27.18
10)札幌 25.18
11)仙台 29.36
12)清水 28.36
13)名古屋 28.00
14)浦和 27.73
15)鳥栖 27.45
16)湘南 25・27
17)磐田 27.64
18)松本 30.64